2012年2月14日火曜日

■【台湾ブログ】父の薦めで見た『家政婦のミタ』、先生も見てい


【台湾ブログ】父の薦めで見た『家政婦のミタ』、先生も見ていた
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0213&f=national_0213_172.shtml
2012/02/13(月) 16:17
  
 関東地区での平均視聴率が25%超え、2011年12月に放送された最終回は40%を記録し“21世紀の最高傑作”とされた、日本テレビ系列のドラマ『家政婦のミタ』。その人気で流行語が生まれ、、ロケ地の動物園の入園者数が増えるなど社会現象をも巻き起こしたが、台湾にもその状況が伝わり話題に。『家政婦女王』というタイトルで17日遅れで放送され、多くの人々が視聴した。

 「家族全員がリビングに集合し、『家政婦女王』を一緒に見ていた」とブログにつづったのは、台湾の女子高生・檜香里(ハンドルネーム)さんで、「家族そろってドラマを見るのは久し振り」だったという。そして「毎週必ず見た、と言うのも父が見るように薦めたから」ときっかけを書き、「なんと学校の国語の先生も見ていて、先生は授業でドラマの話題を出した!」と驚いたそうだ。

 檜香里さんは「このドラマは、謎に包まれた家政婦の三田灯という女性の話。彼女は自分にできることであれば、主人の命令に絶対服従する人。自分の意思は持たないまるでロボットだ。彼女が派遣されたのは、夫の浮気で妻が自殺し、子ども達の素行が悪くなる問題だらけの家。ドラマの前半はその家族中心のストーリーで、後半から三田さんのことが描かれる。最終的には三田さんが笑顔を取り戻し、次の派遣先の家へと向かう」とあらすじをまとめ、「このドラマの成功の理由は、脚本の力。毎回謎めいていて、次も見たくなるように仕組まれている。そして松嶋菜々子さんの見事な演技も人気の理由のひとつ」と述べた。これまで松嶋菜々子の作品を見たことがなく、「よく知らなかった」という檜香里さんだが、すっかりファンになったようだ。

 続けて「できちゃった婚、浮気に不倫、自殺、いじめなどストーリーに含まれていた内容は、私たちの日常生活にとても身近なこと」と述べた檜香里さんは、「台湾と日本社会の現実問題だと思う。このドラマは日常生活に潜む闇をテーマにし、“あなたならどう解決するの?”とそれぞれの人生に問いかけているのだ」と感じたという。

 「『家政婦のミタ』を見終わった最大の感想は、“人の真心の重要性”」とブログを締めくくっている檜香里さん。日本のヒットドラマは、若い台湾女性の心を感化したようだ。



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