2012年4月4日水曜日

■ソウルでサウナが一番多いのは?



ソウルでサウナが一番多いのは?
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/03/2012040300977.html
2012/04/03 10:58 朝鮮日報

素朴な疑問が解決できるサイト「ソウル統計」

サウナ・労組が一番多いエリアは江南区

専業農家、ソウル市内に1187世帯

 「街路樹はソウル市内に何本ある?」「どんな木が一番多い?」「ソウルで一番短いトンネルは?」「南山の高さは正確にどれくらい?」

 このような、ソウル市に関する素朴な疑問が一目で分かるのが「ソウル統計」というサイトだ。ソウル市情報化企画団が運営するこのサイトは、「ソウルの今」が一定の秩序に基づく数字でまとめられており、統計資料の宝庫と言える。この統計を見ると、1052万8774人(2010年現在)が暮らすソウルの姿をさまざまな角度から知ることができる。同市情報化企画団が紹介する「ソウルのおもしろ統計情報」には、人口・経済・産業・文化・観光・福祉・女性家族・環境・住宅建設・交通・教育・保健・安全・情報通信などに関する情報が満載だ。

 また、現在の状況だけでなく、朝鮮王朝時代、日本による植民地時代を経たソウル市の人口推移や区別駐車場数、退役軍人登録状況なども分かる。

 ソウル市内にある街路樹の中で一番多く植えられている木はイチョウだ。ソウル市内には28万3609本の街路樹があり、このうちイチョウは40%に当たる11万4574本植えられている。次にスズカケノキ7万9449本(28%)、ケヤキ2万9899本(10.5%)、サクラ2万2648本(7.9%)と続き、エンジュ(9000本)、ヒトツバタゴ(5809本)、メタセコイア(5741本)、マツ(3951本)なども植えられている。

 ソウル市内には専業農家が計1187世帯ある。1973年には6234世帯に達したが、その後は減り続け、97年に900世帯になった。だが、2007年に582世帯に落ち込んでからは、逆に増えている。

 宿泊施設数は永登浦区(276カ所)、東大門区(246カ所)、冠岳区(224カ所)の順に多く、銭湯・サウナなどの入浴施設は江南区(121カ所)、瑞草区(90カ所)、松坡区(67カ所)の順に多かった。クリーニング業者は松坡区(433カ所)、江南区(429カ所)、冠岳区(366カ所)の順となった。パク・ヨンソプ同市情報化企画担当官は「統計の変化をよく見ると、ソウル市民の生活状況や経済状況も見えてくる」と話す。

 郵便ポストの数は永登浦区(213カ所)が一番多く、無許可建築物は城北区(3645軒)に集中していた。

 だが、多くの項目で1位にランクインしたのは江南区だった。金融機関数(405機関)は2位・瑞草区(243機関)の約2倍で、予備校・塾・自習室の数も1834カ所と、2位・松坡区(1180カ所)を大幅に上回っている。獣医師の人数(180人)も2位・松坡区(92人)のほぼ2倍だ。

 労働組合が最も多いエリアは江南区(238団体)だが、韓国労働組合総連盟と全国民主労働組合総連盟という2大組合のどちらにも属さない組合が91団体もあるのが特徴だ。

 ファン・ジョンソン同市情報化企画団長は「今月末ごろ、ソウル市のあらゆる統計情報を集約した『開かれたデータ広場』を公開する予定だ。ソウル市で実施されたアンケート調査などで入手したデータを無料で提供する」と話している。



0 件のコメント:

コメントを投稿