2012年5月17日木曜日

■韓国人留学生が語る「中国人の4大欠点」―中国メディア


■韓国人留学生が語る「中国人の4大欠点」―中国メディア(1)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0320&f=national_0320_060.shtml
2012/03/20(火) 13:34
     
 香港メディア・鳳凰網は20日、経済成長を原動力に強国化を進める中国の国民に存在する4つの欠点を指摘する韓国人留学生の評論文章を掲載した。

 文章の作者は、上海交通大学で管理学の博士課程に在籍する金宰賢(キム・ジェヒョン)氏。金氏は、中国が今や米国に次ぐ世界第2の経済規模を持ち、やがては世界最大の経済体になるとする一方で「最大の経済体は必ずしも最も発達した経済体を意味しない」と指摘。「自身のソフトパワーで世界から認められなければならない。文化や価値観を輸出する能力が備わってこそ、経済規模に見合う強国になれる」とした。

 金氏は「中国はその準備ができているか」と疑問を投げかけ、中国での生活で接触した中国人を通じて見えた「依然として際立っている欠点」として、4つの問題を提起した。

 1つ目は、「団体精神」の欠如だ。その典型的な例としてサッカー競技を挙げ、個人競技では優れたパフォーマンスを見せる中国が、サッカーではいつも「単一民族からなり、過激すぎるもののピンチの時には重要な役割を果たす団体精神」を持つ韓国に負けるのは「中国人選手に団体精神が不足しているから」とした。

 さらに、中国人は団体精神の不足が「主人公意識」へとつながり、企業から国家まで「共済の精神が欠けている」と指摘。これにより中国人ワーカーの転職率がほかのアジア国家より高い状況や、さらには中国人富豪による移民ブームを引き起こしていると論じた。





■韓国人留学生が語る「中国人の4大欠点」―中国メディア(2)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0320&f=national_0320_061.shtml
2012/03/20(火) 13:34
     
 強国を目指す中国国民の欠点として、金氏が2つ目に挙げたのは「サービス意識」の欠如だ。「これが最も不満な点だ。中国語の中には『サービス』という言葉がないのではとさえ思える」と強い口調で批判した。

 金氏はサービス意識の欠如を「計画経済が置いていった弊害だろう」と指摘。銀行や電信など独占企業しかり、レストランなどのサービス型企業しかり、消費者は満足のいくサービスを受けることが難しいと論じ、「銀行で光熱費を納めようとしたら、たった15秒の手続きのために約40分待たされた。効率が悪いだけではなく、誠意あるサービスも受けられなかった」と自身の経験を語った。

 また、レストランの従業員は「サービスしないことを目標にサービスしていると思える」「客の呼びかけを聞くつもりがないから、呼んでも来ない」と断じた。また、韓国の高速鉄道では乗務員が車両に出入りする際に頭を下げることを例に出し、「中国の鉄道はハード面でグレードアップ著しいが、サービスレベルが追いついていない」と論じた。




■韓国人留学生が語る「中国人の4大欠点」―中国メディア(3)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0320&f=national_0320_062.shtml
2012/03/20(火) 13:34
     
 3つ目は、「細かい部分への意識」の欠如。「多くの人が、往々にして細かいものの価値を軽視している」と指摘した。

 金氏は現在の中国製品について「以前よりかなり進歩し、輸入製品にひけを取らない製品も多い」と評価する一方で「しかし、最後のあと1センチが足りないのだ」「サービスにしろ、製品にしろ、みな周到さや気配りが足りない」と論じた。

 細かい部分の大切さについて、韓国製品が海外市場で日本製品と競争していた時期にも同様の問題があったことを紹介した。外観上は韓国製品と日本製品に大きな差はないものの、「日本製品は常に細かさや周到さを消費者に気付かせた。この1%に満たない差で、最後は日本製品を選択させたのだ」と説明した。

 現在、多くの中国企業も精緻さを求めており「99%までは力を尽くす」ものの、細かい部分を容易に軽視してしまう、あるいは徹底的に細かさを追求することができないために「往々にして中国製品の競争力が大きく削(そ)がれている」と論じた。



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