「日本製はイヤだ」、新郎新婦が日本製カメラでの撮影を拒否―中国
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2012年9月15日 13時31分
2012年9月13日、中国新聞社によると、中国で日本製品を敬遠する動きが強まっている。中国では結婚に際し写真や映像の撮影を盛大に行うのが一般的だが、このほど雲南省昆明市内の婚礼写真・映像専門店に「日本製の機材は使わないでほしい」と注文する客が現れた。
この店にはカメラマンが30人ほど在籍しているが、いずれも日本製の撮影機材を使用しており、「日本製抜きでは撮影できない」とカメラマンたちは困惑している。客に事情を説明して理解を求めたが、最終的にキャンセルという結果になった。店の責任者は、こうした撮影機材は性能の面から言っても価格の面から言っても日本製を使わないという選択肢は考えられないと話している。
また、昆明市では日本への観光客が減っており、多くの旅行代理店が日本ツアーを取りやめている。ある旅行代理店では、9月に日本へ旅行に訪れる人の数が8月と比べて約30%も減少した。その他にも、自動車や家電、日用品など多くの日本製品の販売高がこれまでと比べて明らかに落ち込んでおり、「日本製」を敬遠する動きが強まっている。
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