2012年9月21日金曜日

■尖閣:中国、日本への経済報復を本格化


尖閣:中国、日本への経済報復を本格化
一部地域で日本製品の輸出入通関検査を強化
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/21/2012092100415.html
2012/09/21 08:03朝鮮日報

 日本による尖閣諸島(中国名:釣魚島)の国有化に対する報復として、中国の一部地域の税関当局が日本製品の輸出入に対する通関検査を大幅に強化している。

 共同通信は20日「天津市の税関当局が中国国内の複数の日系企業に対し、日本から電子製品などの原材料を輸入する場合、検査率を引き上げて通関検査を強化すると通告した」と報じた。

 また、上海市の税関当局は中国から日本に輸出する化学製品の原材料を対象に、通常10%程度の検査率を100%に引き上げ、全量検査を行っているという。山東省青島の税関当局も、日本から中国に輸出した部品について全量検査を始め、通関が滞っている。中国で日本製品を避ける動きも拡大しており、日系医薬品メーカーなどが中国の取引先から契約打ち切りを通告されるケースも出ている、と共同通信は報じた。

 中国による通関検査の強化は、日本政府が11日に尖閣諸島国有化を閣議決定したことに対する経済報措置の一環とみられている。中国は2010年、尖閣諸島沖で日本の巡視船と中国漁船が衝突し、漁船の船長が逮捕された際にも、真っ先に日本製品に対する通関検査の強化という報復措置を取った。




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