2012年11月21日水曜日

■北京・万里の長城でまたも2人死亡…気温急低下で動けなくなる


北京・万里の長城でまたも2人死亡…気温急低下で動けなくなる
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1121&f=national_1121_002.shtml
2012/11/21(水) 08:51

 北京市延慶県内の万里の長城で18日、トレッキングをしていた北京市民7人が遭難し、うち2人が19日までに死亡したことが分かった。気温が急低下して雪も降りはじめ、動けなくなって救援を要請した。19日早朝に消防隊員などが到着したときには2人が意識を失っており、病院に搬送されたが死亡が確認された。現場付近では3日にも日本人のグループが遭難し、3人が死亡した。中国新聞社が報じた。

 18日に遭難したのは北京市民7人のグループで、気温低下や降雪で動けなくなった。グループの大部分が50代以降の年配者だったという。携帯電話で消防などに救助を求めたが、自分自身の位置を正確に把握しておらず電波状態も悪かったので、捜索が困難だったという。

 消防が地元住民の協力も得て捜索を続けた結果、19日午前5時ごろに7人を発見した。2人がすでに昏睡状態で、病院に運ばれたが死亡が確認された。1人は60代男性D、1人は49歳の女性という。

 現場近くでは3日にも日本人グループが遭難し、3人が死亡した。高齢者が多いグループで降雪や積雪で動けなくなったなど、よく似た状況だった。

 日本人に死者が出た3日の遭難について、中国のインターネットでは反日感情の影響を受けた書き込みも見られたが、人命が失われたことに対する哀悼の意が多く寄せられた。同時に、安全確保の体制を検討すべきとの主張も目立った。教訓は生かされなかった。



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