2012年11月22日木曜日

■日中の若い女性達の発言に日中関係の明るい未来を感じた


日中の若い女性達の発言に日中関係の明るい未来を感じた
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1122&f=column_1122_020.shtml
【コラム】 2012/11/22(木) 10:03

 尖閣の問題以降、いまだなかなか、明るいニュースが聞こえてきません。いま、中国に住み、日系企業の方々や日系企業と関係のある中国の方々の話を聞くたびに 今回の傷跡は意外にも深いということを改めて感じます。そんな環境の中にいると、なかなか明るい気持ちになれないのが現状です。

 そんな折、ある会の宴席で、交換留学生として上海の大学に留学している2人の日本人女性… そして4年間、日本に留学して、最近中国に帰国した中国人女性と話をする機会がありました。尖閣問題で、周りでは、つい暗い話題ばかりが飛び交うなかで、若い日本人女性たちは目を輝かせながら、こう言います。

「私たちは、中国が好きです! 日本に戻って卒業したら、中国関連の仕事について、必ずまた中国に戻ってこようと思っています。」

 中国人女性はこう言いました。

「私も、日本が大好きです! いまはこのような悲しい状況ですが、きっとお互いが良くなるように信じています。  日本は私にとって、第二の故郷なのですから…」

 この若い女性たちの言葉に、おもわず感動してしまいました。そして、いまの状況を多少なりとも悲観する気持ちがあることに、恥ずかしさえ覚えます。それから、しばらくして会った日系企業に勤める中国人女性は 私にこう言いました。

「私は、日本にはまだ行ったことがないのです。でも、多くの日本の人と出会い、仕事をする中で、たくさんのことを学ばせてもらっています。仕事に真剣に取り組む姿勢や厳しさ、礼儀正しさ、そしてなにより、人を心から思いやる優しさ…。私にとっては、衝撃的であり、驚きでもありましたが、いまは私にとっての財産となっています。私は日本人が好きです。 そして、そんな日本にぜひ、行ってみたいです。日本は私にとって、『 夢の国 』 なんです!」

 いま、日中間は厳しい状況におかれてはいます。以前のように回復するまでに一体、どのくらいの時間を要するのかもわかりません。しかし、彼女たちのような若者たちがいるかぎり、先は決して暗くないと思えた瞬間でした。



0 件のコメント:

コメントを投稿