2013年1月7日月曜日

■【仏国ブログ】日本で感じたこと「他のアジア諸国と大きく異なる」


【仏国ブログ】日本で感じたこと「他のアジア諸国と大きく異なる」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0107&f=national_0107_004.shtml
2013/01/07(月) 10:06

 日本に約2年半滞在したというフランス人男性が帰国にあたり、自らのブログ「Greg's Window in japan」で日本で過ごした感想をつづった。

 筆者は、訪れた地、真の友といえる存在との出会い、息をのむような美しい風景、寿司やその土地の料理、酒やカラオケ、その他のアジア諸国への旅など、大変ユニークな体験ができたと述べた。

 主に代々木、千駄ヶ谷、渋谷、池袋、練馬、六本木などで出会う人々に魅了され、日本の生活習慣など多くのことを学ぶことができたという。「日本を理解するのは容易ではない」と、出身地のフランスとの違いは大きいとした上で、「近代的なものと伝統的なもの、都会と自然があふれる場所など相対するもののコントラストがはっきりとしており、さまざまな顔を持っていた」と、日本での生活を振り返った。

 「たとえ理解して慣れるのに時間がかかったとしても、日本を訪れる価値があることは瞬時に感じ取れるはずだ」と読者にすすめた。日本が好きになり、日本を評価するからかそ、読者を「勧誘」したと解釈してよいだろう。

 筆者はさらに「日本は中国、韓国、タイ、香港やシンガポールなど、ほかのアジア諸国とは、大きく異なっていた」と特筆した。その理由として、日本の文化の中では、芸術が特に発達していることが挙げられるが、何よりも日本人は親切で熱心に向き合ってくれる。日本人が心を開いてくれるのは簡単ではないが、「外国人である」という事実を心地よいと感じさせてくれるような対応をしてくれたという。

 筆者は、典型的な日本人のイメージとは違う人々も発見したという。人の数が多過ぎる東京は、1億人はいるのではないかと思うような人々の中にあっても歩けるよう、きちんと整備されており、そこには社員バッジを左胸につけ、いそいそと道を歩くサラリーマンの姿が目立った。その一方で、電車では、パンクロックグループなどの姿が筆者を楽しませてもくれたという。

 ほかには、最初から最後まで礼儀正しく親切に話す店員、おつりを渡す際に丁寧にお金を数えてくれ、必ず丁寧に感謝の言葉を言うのを忘れないレジの人、恵比寿や代官山のセンスの良い人たち、落ち葉を拾って近所をパトロールをする老人の姿。超ブロンズ色に焼けたサーファー達、制服を着ている日本の学生、5歳の子どもが1人で人の多い地下鉄に迷わず乗る姿、郊外の畑で働く農民の姿。どれも筆者にとって新鮮で、日本人の新しい側面を垣間見るようだったと記した。

 2年半の日本での滞在で、筆者はさまざまな刺激を受け、かけがえのない体験をしたという。筆者の日本に対する好印象の多くが「日本人そのもの」によるものだったようだ。



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