2013年4月15日月曜日

■「台日鼓舞節」開催、魅力あふれる東北地方の祭り=台湾メディア


「台日鼓舞節」開催、魅力あふれる東北地方の祭り=台湾メディア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0414&f=national_0414_006.shtml
2013/04/14(日) 12:21

 台湾南投県で「2013台日鼓舞節」が開催され、日本の東北地方から多数の演者が参加。「素晴らしいパフォーマンスを披露した」と、台湾メディアが報道した。

 台湾の日刊紙「自由時報(ザ・リバティ・タイムス)」によると、この祭りは4月5日から7日の3日間に渡って開催され、大雨に見舞われた中多くの観客が訪れたとのこと。「レインコートや傘を持参し、雨の中で台湾と日本チームのパフォーマンスを鑑賞し、応援した」そうだ。

 台湾チームは、「素蘭要出嫁」と「紙馬陣」という演目で日本からの参加者を歓迎。日本は「秋田の竿燈(かんとう)」、「岩手のさんさ踊り」、「山形の舞娘の踊り」を披露し、東日本大震災への支援のお礼を伝えた。「感謝台湾」と書いた大きな横断幕を掲げたという。

 自由時報は、重要無形民俗文化財に指定されている竿燈について「特に素晴らしく、日本では国宝級の祭り。高さ数メートルもある竿と40から50もある提灯を、1人で掲げるテクニックはお見事。観客をうならせた」と伝えた。当日は「台湾交響楽団と日本からの参加者が共演する、音楽イベントも行われた」そうだ。台湾側の主催者は「台湾と日本をお互い励まし合うイベントで、日本東北地方の各県からは、台湾に感謝の意を示したいという希望もあった」とコメントした。

 今年が開催2回目となるこのイベントは、台湾と日本の美食も振る舞われた。焼きそばやカレー、コロッケなど日本のB級グルメと台湾の屋台料理が味を競ったそうだ。公式サイトには日本語で「がんばろう!東北」という文字も書かれており、東日本大震災の被災地を思う、台湾の人々の心が伝わってくる。伝統的な祭りを披露し合って、深まる日台交流。今後も定例イベントとして根付きそうである。



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