2012年1月30日月曜日

■商戦期ですら家電量販店や電脳街で閑古鳥の中国


商戦期ですら家電量販店や電脳街で閑古鳥の中国
幼児から老人まで全世代がオンラインショッピング!?
http://diamond.jp/articles/-/15873
2012年1月27日 

家電・デジタル製品で
リアル店舗に元気がなかった冬商戦

 クリスマス商戦期だが国美電器に客は少ない 中国でクリスマスから新年にかけては、10月の国慶節に続く商戦期となる。繁華街の多くのデパートやショッピングセンターが、ポイント倍増キャンペーンや購入者に同店舗で使えるクーポン券をプレゼントするキャンペーンで客寄せをする。レストランが最も元気で、アパレルショップもまあまあ元気だが、この冬は家電量販店や携帯電話ショップの元気がなかった。

 消費者が家電やデジタル製品に関心がないというわけでもなければ、先立つお金がないわけでもない。オンラインショッピングで最安値で購入したいがために、リアル店舗離れが起きているのだ。ポイントもあるにはあるが、日本のポイントシステムほど洗練されておらず、消費者にとって魅力的には映ってない。

 また行儀の善し悪しはさておき、家電に関しては、日本で最近よく聞く「リアル店舗で見て、ネットで購入する」客も少ない。この点については蘇寧電器や国美電器の店員の接客がしつこい上に、商品数は店の広さの割に多くなく、様々な商品を体験してチェックすることができないためだ。

 逆の例として、過去に上海を中心に展開した「ベストバイ」は、日本の家電量販店同様に多種の商品を展示。店員につきまとわれることなく商品に触れることができたので、客入りはよかった。もちろん電器製品という商品の性質上、服の試着に比べれば利用する必然性は低い。

 「淘宝網」(タオバオ)が運営する人気オンラインショッピングサイト「淘宝商城」。クリスマスや年末はキャンペーンを実施 調査会社「易観国際(Analysys International)」によれば、中国のBtoCオンラインショッピングサイト(日本でいえば楽天やAmazonのような、企業対個人のサイト)のユニークビューアー数は、多い順に、「淘宝網」のBtoCサイト「淘宝商城」(日本でいえば「ヤフーオークション」のポジション)が1億超、続いて家電やデジタル製品に強い「京東商城」が5000万超、3位グループに書籍に強い「当当網」「Amazon中国」、アパレルの「凡客誠品」が続く。全ジャンルに強い淘宝網も含め、最もオンラインショッピングで人気の製品ジャンルは、家電やデジタル製品だといえる。

 中国といえば品質の悪いニセモノ問題が常にある。中国人の日常生活においても、気を抜いたらすぐに掴まされてしまうため、彼らにとっても身近で大きな問題である。そのため従来のヤフーオークションのような、売り手がどこの誰なのかわからない「淘宝網」での取引は、リスクの低い安価な商品が中心で、テレビや白物家電のような価格の高い大型家電との相性は悪かった。

 中国の瀋陽と天津に進出したヤマダ電器はさっそくオンラインショップも開設 かといってメーカーのオフィシャルサイトでの販売は、確実にホンモノが届くものの、さして安くないことから利用者は少なかった。そこへ、去年から知名度が急上昇した、著名企業が販売するBtoCショッピングサイトの登場で、いよいよ大型家電の販売の主流もリアルの量販店からオンラインショッピングに移行したのである。


オンラインで売れる理由
――現代中国の「家族構成」

 中国のオンラインショッピングを語る上で、重要なライフスタイルについて紹介したい。中国では都市部であろうと、家族の絆は昔ながらに日本よりも強い。働き盛りの世代とその一人っ子、それに定年退職して高い年金を貰う(夫婦どちらかの)両親の5人が、3LDK以上100m2を超える家で住むのが一般的だ。高齢者の年金と、社会人の給料を足し算し、家族の財布で支出するということが一般的なのだ。

 この記事を読んでいる読者なら「80後」「90後」という言葉を知っている人は多いだろう。それぞれ80年代生まれ、90年代生まれを意味し、つまりは20代、10代とほぼ合致する。80後は、いや厳密には70年代中盤以降に生まれた世代はネット世代として注目されている。逆に言えば70年代前半以前に生まれた人は、ネットもパソコンも利用できない人が多い。

 晩婚化している中国の都市部においても、このネットが使える新世代が学校を卒業し社会人になった。額の大小はさておき稼ぐようになり、結婚して子どももできた。今年はネット世代が、3世代住宅の真ん中に立っているのだ。彼らが親の代わりにネットでいい物を捜し、ネットで安く購入する傾向がますます強くなっているというわけだ。

 去年どころか一昨年になってしまうが、オンラインショップで電卓のようにシンプルな老人向け携帯電話が飛ぶように売れた。中高年の間で口コミで広まったためだが、実際に購入したのは中高年自身ではなく、若いネット世代が親孝行として捜して買ってあげたのである(その財布は家族の財布ではあるのだが)。


子ども世代もすでに
ネットショッピング予備軍!?

 中国の子どももスマートフォンを使い始めた 一方、子どもに対しては、ノートパソコンのような形状の子ども向け学習機や、防犯機能も備えたシンプルな子ども向けの携帯電話が売れている。またネット世代の親がスマートフォンやiPadをはじめとしたタブレットを購入し遊んだ結果、その親の背中を見た子どもがスマートフォンやタブレットで遊び出しはじめた。

 挙げ句にリッチな家庭の子どもが集まる幼稚園では、スマートフォン・タブレット向けの著名ゲーム「AngryBirds」や「Zombies vs Plants」が園児の間で会話されるようになり、周辺の幼稚園ではそれらゲームのグッズまでが売られるようになった。

 シンプルな子ども向けケータイ こうした状況であるため、子ども用に、ないしは親子兼用でスマートフォンやタブレットを購入する家庭も登場している。もちろん勢いで買うのではなく、ネットで賢く安く購入するケースも多い。近い将来、ある学校や幼稚園で小学生や園児がノートパソコンをカバンに入れることが当たり前となるようなら、親は全力で、ネットで最良最適の製品を探しだし購入することだろう。

 このように、1年前に比べればBtoCオンラインショッピング利用者が増え、なかでもデジタル製品は利用者が多い。数年前に比べれば、社会人や1児の親になったネット世代がぐっと増えて、親のため子のために店頭でなくオンラインショップでいい物をより安く購入する消費者が増えた。良いモノを良い価格で中国市場にリリースし、なおかつネットでうまくPRすれば、一般向けデジタル製品だけでなく、幼児向けデジタル製品だろうと老人向けデジタル製品だろうと、ネットで売れる時代が到来したのである。



2012年1月29日日曜日

■アメリカ 雇用 ‥「『平均的な労働者』はどん底に落ちる」


アメリカ 雇用 ‥「『平均的な労働者』はどん底に落ちる」
Recession Jobs: Godin Says There Is No Average Worker
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2012/01/post-2416.php
2012年01月27日(金)15時30分 NW ニューズウィーク
ビビアン・ヤング(ビジネス・インサイダー)

既存産業の時代は終わり、「永遠の不況」に備えるべきだと語るベストセラー作家、セス・ゴーディンからの警告

平均点=零点 ありきたりの仕事をこなすだけの労働者はもう必要ない Toru Hanai-Reuters


 ビジネスのあり方が急速に変化する今の時代、生き延びるには何が必要か。一つには、変化に負けないスピードで仕事に対する考え方を根本的に変えていく力だ。

 しかし残念ながら、労働者の大半はそれほど素早く変化に適応できない――マーケティング界のカリスマ、セス・ゴーディンは先ごろ、カナダのトーク番組でこう語った。

 ヤフーの元副社長でマーケティングのベストセラー作家として知られるゴーディンは、「今の不況は永遠に続く不況だ」と番組で発言した。なぜなら「現在の不況が象徴しているのは産業の時代の終焉であり、さらには『平均的な労働者』の時代の終焉」だからだ。

 これまで労働者は、引退するまで与えられた仕事をやっていればよかった。税金を払い、命じられた役割をきちんと果たせば、仕事を辞めた後に年金あるいは何らかの社会的セーフティーネットが与えられる――そうすり込まれてきた。


 しかしありきたりな仕事にいい報酬が与えられた時代はもう終わったと、ゴーディンは言う。

 ありきたりな仕事なら、より安価で請け負う労働者が他にいる。もはや産業経済の時代が終わった今、与えられた仕事をすればいいという考えは捨てるべきだと、ゴーディンは指摘している。さもないと「トップ争いなど問題外で、逆に最下位争いをする羽目になる」。

 しかし、他の人にはない強みがある労働者は、従来より高い賃金を得られるようになる可能性がある。

 それを実現するには、誰かが評価してくれるのを待つのではなく、自分の力でキャリアを切り開くことが肝要。自らの魅力を見つけ出し、生かす道を自分で選ぶのだ。例えば本を書いたら、出版社に評価してもらうのを待つことはない、自分で出版すればいい。もはや大企業に選ばれるのを待つのではなく、自分で自分を選ぶ時代がやって来たのだ。


■AKB48の商売による“年間売上”、日本レコード協会から発表


AKB48の商売による“年間売上”、日本レコード協会から発表
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0127&f=national_0127_247.shtml
2012/01/27(金) 21:31

 返品数を差し引き、正味の売上実績で選定する音楽賞レース「第26回 日本ゴールドディスク大賞」の授賞式が27日、東京・六本木のニコファーレで行われ、前回の邦楽部門で、男性アイドルグループの嵐が受賞していた「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」は、女性アイドルグループのAKB48が獲得した。

 対象期間の1年間で、作品・楽曲の売上合計金額がもっとも多いアーティストに贈られる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」。洋楽部門は、2年連続でレディー・ガガと発表された。

 日本レコード協会が、授賞式で発表。両アーティストが売り上げた数字は、以下のとおり。
 (対象期間は、2010年11月~2011年10月)


■アーティスト・オブ・ザ・イヤー

・邦楽部門:AKB48
 アルバム=1,390,970枚/組
 シングル=7,460,471枚
 ビデオ=643,815枚/本
 配信=11,975,301ダウンロード

・洋楽部門:レディー・ガガ
 アルバム=1,075,330枚/組
 シングル=41,065枚
 ビデオ=―枚/本
 配信=5,735,770ダウンロード

洋楽部門で表彰されたレディー・ガガ。2年連続で「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を獲得
新人アーティストの中で、最も売上金額が多かったのは、各部門とも男性アーティストだった。

■ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー
 ・邦楽部門:Kis-My-Ft2
 ・洋楽部門:LMFAO
 ・アジア部門:2PM

(情報提供:ライブドアニュース)



■韓国  偽ブランド品を「Top-Korea」として再活用


韓国  偽ブランド品を「Top-Korea」として再活用
コピー商品1500着を少年院などに寄付=ソウル地検
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/26/2012012601235.html
2012/01/26 11:03

 ソウル中央地検の証拠物課のチョン・ヒョン、チョン・ジェミン両捜査官は昨年10月、倉庫に保管されているコピー商品を調べていた際、最近若者の間でブームを呼んでいるブランド「THE NORTH FACE」(ザ・ノース・フェイス)をコピーしたダウンジャケットを見て「もったいない」と思った。その瞬間「ソウル税関では恵まれない人の支援に使うと言っていたのに、あのコピー商品はどうしても焼却処分しなければならないのだろうか」という思いがよぎった。

 すぐに証拠物課の内部会議が開かれ、偽造された商標の部分を取り、その上に新たなタグを付け、恵まれない人々の年末年始助け合いに使うことが決まった。そして、各職員が一つ以上、新しいタグの図案を考えて提出、その中からカン・スジン捜査官が「超一流大韓民国」という意味を込めて作った「Top-Korea」というタグが選ばれた。

 新図案が出来上がると、事は一気に進んだ。検察の押収物事務規則第36条に「検事が必要だと認めた際は、押収物について相当の処分をすることができる」とあるため、押収物を寄贈しても法的な問題はないことも確認した。

 服にタグを付ける費用(1着約1500ウォン=約100円)は、押収物の焼却処分費用として策定されている予算で十分賄えた。それ以来、証拠物課の職員約10人は押収物倉庫でコピー商品のタグの「THE NORTH FACE」という部分を切り取り、そこに「Top-Korea」というタグを付ける作業をしている。12月末までに偽のダウンジャケット1000着とTシャツ500着が「Top-Korea」に生まれ変わった。

 ソウル中央地検は5日と6日、こうして再生させたコピー商品500着を、法務部(省に相当)犯罪予防政策局が推薦した大田、春川、安養少年院(ダウンジャケット300着)と、保護観察所(200着)に寄贈した。また、身寄りのない一人暮らしのお年寄り、無料給食配給対象者、東南アジアの地震・洪水被災者にダウンジャケット200着とTシャツ500着を送った。

 検察関係者は「服を渡す際は覚書を取り、寄贈された服が別の用途に使用されないよう予防措置を取った。受け取った人々は本当に喜んでいた」と話している。



■韓国  【NOW!ソウル】スター経営レストランは、江南にあり!?


韓国  【NOW!ソウル】スター経営レストランは、江南にあり!?
http://japanese.joins.com/article/725/147725.html?servcode=800&sectcode=850
2012年01月26日16時47分 [Copyright(c) KONEST] comment3mixihatena0 .

最近、人気スターが経営するレストランやカフェが、続々と増えていることをご存知でしょうか?

2011年12月にオープンしたばかりのフュージョンイタリアンレストラン「black’s smith 新沙(シンサ)駅店」は、なんとソン・スンホンが社長!

人気のカロスキルの近くでもあり、なかなかホットなプレイスです。



■ブームは去った!韓流スター、生き残るために必要なのは中国語―中国メディア


ブームは去った!韓流スター、生き残るために必要なのは中国語―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58275
2012年1月28日 5時25分 レコードチャイナ

2012年1月25日、アジアにおける韓流ブームはすでに終えんを迎えた。韓国の国内芸能市場が低迷するなか、多くの韓流スターが中国の映画やテレビに出演。今年はその傾向がさらに顕著になると予想される。信息時報(電子版)が伝えた。

2001年のドラマ「ルームメイト白領公寓」で中国の韓流スター第1号となったアン・ジェウクに続き、韓流スターが参加あるいは主演した中国のTVドラマシリーズは2010年までの10年間で20本ほどと決して多くはない。だが、昨年1年間で韓流スターが主演した映画・テレビは10本を超えており、そのうち7本を映画が占めている。2012年はさらに多くなる見込みで、チャン・ドンゴンの「危険な関係(危険関係)」、クォン・サンウの「愛していると、もう一度(影子愛人)」、ソン・ヘギョの「一大宗師」などの話題作が次々に公開される予定だ。

中国で活躍する韓流スターの最近の特徴は、吹き替えなしで中国語のセリフを話す点。K-POPグループ「TAKE」のネイドゥン・リーやハン・チェヨンはネイティブ同様の見事な中国語を話し、ソン・ヘギョやチャン・ドンゴン、チョン・ジヒョンも中国語の個人レッスンを熱心に受けているという。こうした傾向について、韓国の人気女性タレント、チェ・ヨンが出演するドラマ「勝利者」のプロデューサー・劉小楓(リウ・シャオフォン)氏は「中国市場は大きく、韓国人タレントが活躍するチャンスも大きい。出演料(ギャラ)が韓国より高いことも魅力だ」と話している。



■<レコチャ広場>なぜ中国人はアップル社製品が大好きなのか?


<レコチャ広場>なぜ中国人はアップル社製品が大好きなのか?
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58144
2012年1月24日 7時6分 レコードチャイナ

2012年1月20日、中国人ブロガーの信海光(シン・ハイグアン)氏は「なぜ中国人はアップル社製品が大好きなのか?」と題した記事をブログサイト・新浪博客に掲載した。以下はその要約。

1月13日はiPhone4Sの発売日だった。当日朝、北京市三里屯のアップルストア前は、徹夜で並んだ大勢のファンでごった返していた。しかし、iPhone4Sの販売は急きょ中止になり、怒った購入希望者が店舗に向かって卵を投げつける騒ぎに。アップル社が急きょ販売中止に踏み切ったのは、安全上の理由によるものだ。販売初日前夜、アップルストアの前には1000人以上の購入希望者が集まったが、そのなかに黄牛党(転売目的のダフ屋)のグループが数多く紛れ込んでいた。ほとんどがアルバイトで雇われた労働者や学生であり、彼らの間で小競り合いが始まったことが原因だった。

1台転売すれば500元(約6000円)もうかるというiPhone4S。ダフ屋にとってこれほどうまみのある商品はない。では、なぜ中国人はこれほどアップル社の製品が好きなのか?それは中国人の虚栄心を満足させるからである。価格は5000元(約6万円)と決して高級品の部類ではないが、「アップル社は品薄戦略で商品価値を高めている」との報道が出るほど入手困難なこと、手軽に社会の上層に近づいたような錯覚を抱けること、そしてコピー商品が少ないことが人気の秘密だ。こうした中国人にとって、アップル社はもはや信仰の対象。その熱狂ぶりは海外にまで波及、中国人は世界のアップルストアで行列をつくり、海外メディアも紹介するほどだ。アップル教の熱狂的信者が中国に存在するのは、他に信じるものがないからなのだろう。



■中国、香港の報道の自由度がともに後退、台湾は上昇―国境なき記者団


中国、香港の報道の自由度がともに後退、台湾は上昇―国境なき記者団
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58249
2012年1月27日 22時3分 レコードチャイナ

2012年1月25日、国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」(本部パリ)による2011年版「世界の報道自由度ランキング」によると、中国は179カ国中174位、香港は54位と、ともに前年を下回った。

国境なき記者団は「中国当局は世論の締め付けや政府宣伝、ネット規制を強化している」「北京や上海駐在の外国人記者は安全部門にマークされ、政府は国外退去や記者ビザの取り消しをちらつかせて自己規制を迫り、『中国の安定』や『中国政府のイメージ』を損なう報道をしないよう求めている」と指摘。中国の人口の多さを考慮しながらも、「アラブの春を受けて、新疆やチベット、内モンゴルなどの少数民族地域で起こった抗議活動や騒乱を厳しく鎮圧している」と述べている。

香港は2010年の34位から54位へ順位を大きく落とした。これは香港で記者が逮捕、殴打される事件が起こり、記者の置かれる環境が急激に悪化したためで、香港政府の報道の自由に関する政策の変化が憂慮されている。台湾は前年の48位から46位に上昇した。

報道の自由トップはフィンランドで、2位はノルウェー、アフリカのカーボベルデ共和国が9位にランクインし、アフリカの国として初のトップ10入りを果たした。

ワースト10は上から順に、スーダン、イエメン、ベトナム、バーレーン、中国、イラン、シリア、トルクメニスタン、北朝鮮、最下位はエリトリアだった。



■「パンダ文化」で文化の都を目指す成都市=でも「パンダ文化」ってなに?―SP華字紙


■「パンダ文化」で文化の都を目指す成都市=でも「パンダ文化」ってなに?―SP華字紙http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58283&type=30
2012年1月28日 22時26分 レコードチャイナ

 2012年1月27日、シンガポール華字紙・聯合早報は、四川省成都市の「パンダ文化」構想を報じた。

 「中国のモデル、パンダの故郷」を町のキャッチコピーとしてきた成都市。この1月、「パンダ文化」構想を打ち出し、2020年までに中国西部で最も影響力のある「文化の都」を目指す方針を示した。
現在、パンダの生息数は約300頭余りと推定されているが、成都市には約3分の1にあたる108頭が飼育されている。昨年はパンダ6頭を野生に返す試みも始まるなど、パンダへの注目度は高まっている。

 パンダの知名度、ブランド力は強力だが、成都市がいかにして「パンダ文化」「パンダ産業」を育成していくかは未知数。それどころか「パンダ文化」とは具体的に何を指すのかもはっきりしない状態で、今後に残された課題は多そうだ。





■客寄せにパンダ、引っ張りだこ エサ代年間1000万円も、世界各地で歓迎http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0114&f=business_0114_056.shtml
2012/01/14(土) 14:04
  
 レンタル料年間7000万円、エサ代年間1000万円など、なにかと費用がかかるパンダ。しかし、その経済効果は大きく、世界中の動物園からラブコールが寄せられている。

 かつては両国の友好の証として、中国から無償譲渡されていたジャイアントパンダ。その後、希少動物保護の名目で、有償期限付き貸与となったいまも、世界中で人気のスーパーアイドルだ。しかし、いざ飼育となるとかなりの出費を覚悟しなければならない。

 昨年春、約3年ぶりに上野動物園(東京)へやって来た2頭のパンダ、オスの力力(リーリー)と、メスの真真(シンシン)。来場者数も、一昨年に比べ昨年は150万人以上増加し、その経済効果は100~200億円ともいわれる。ただし、かかる費用は莫大だ。

 まずは、パンダとその生息地保護のための資金、いわゆるレンタル費で、上野の場合は年間95万ドル(約7300万円)を支払う。さらに獣舎も、飼育の難しいパンダは高額だ。上野でもパンダが初来日した73年に1億2000万円で建設し、今回は9000万円をかけて改築した。さらに見学者の混雑緩和と2世誕生を見据え、2012年度の予算に3000万円の移設、拡充費用が計上される予定だ。もちろんこれら以外にも、えさ代1日約3万円等の費用も必要となる。

 また子供が生まれれば、1頭につき60万ドル(約4610万円)が義務付けられ、死亡時も契約によってはお金が発生する。2000年より旦旦(タンタン・メス)と、興興(コウコウ・オス)を飼育していた市立王子動物園(神戸・兵庫)で、2010年に人工授精の麻酔がもとで興興が窒息死した。これが人為的なミスとされ、契約に基づき中国側に補償金50万ドル(約3900万円)を支払っている。

 それでもパンダへのラブコールは引きも切らない。先頃、仙台市八木山動物公園(宮城)が、東日本大震災からの復興のシンボルとして、パンダ誘致に名乗りを上げた。経済効果は、仙台市周辺だけでも50億円以上と試算されている。まだ交渉段階で、費用捻出についても未解決だが、今年に入りパンダの名称は公募との方針も固まるなど、誘致実現の期待は高まる一方だ。

 一方、海外でも日本と同様にパンダに関する話題は事欠かない。昨年末にBBCが「2011年 今年の女性12人」に選んだ“1人”が、パンダの甜甜(ティェンティェン)だったことから、注目を集めた。甜甜は、12月にスコットランドのエジンバラ動物園に、オスの陽光(ヤングァン)とともにやって来たばかりだった。同動物園が支払うレンタル費は年間60万ポンド(約7110万円)。他に獣舎建設費は27万5000ポンド(約3259万円)、えさの輸入費が、年間7万ポンド(約829万円)だという。

 希少動物ではあるが、絶大なる集客、経済効果を生むパンダ。まさに“客寄せパンダ”状態は、今年初来日から40年目を迎える日本をはじめとして、世界各地でこれからも続きそうだ。



■深夜の「15秒強盗」、江南で頻発 /ソウル


深夜の「15秒強盗」、江南で頻発 /ソウル
営業終了後の店内からレジごと盗み出し、仲間のオートバイで逃走
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/28/2012012800464.html
2012/01/28 10:02

 旧正月当日の1月23日午前2時55分、ソウル市江南区島山大路にあるカフェ。帽子を裏返しにかぶった男性が、真っ暗なカフェの外からガラス製のドアを3、4回強く揺らすと、ロックが外れてドアが開いた。男性はすぐさま店内に侵入し、レジの上の部分を外すと、金が入ったケースだけを持ち出して外に出た。するとオートバイ2台が近付いてきて、男性を乗せると素早く走り去った。わずか15秒間の犯行だった。

 セキュリティー会社のスタッフは、警報が作動してから3分後に現場に到着したが、犯人たちはすでに現場から立ち去った後だった。被害額はレジに入っていた25万ウォン(約1万7100円)と、モニターの修理費用およそ100万ウォン(約6万8400円)だ。

 このカフェのオーナー(32)は「監視カメラに犯人の姿が映っていたが、帽子を深くかぶっているため、顔が分からない」と語った。

 実はこの日、同一犯と思われる犯行が、ほかにも数件起きていた。事件発生の約2時間前、近くにある別のカフェと韓国料理店も、同じ手口で金を奪われていたことが分かった。被害額はさほど大きくなかったが、旧正月当日の夜中に強盗の被害に遭った店の主人たちは、戸惑いを隠せなかった。

 ソウル江南警察署は27日、営業終了後の店に侵入し、短時間のうちにレジを丸ごと盗み出すという、いわゆる「15秒強盗」が江南一帯で頻発しているとして、捜査体制を強化していると発表した。警察は犯行グループについて、昨年末から江南の別の地域でも同様の犯行を繰り返している常習犯であるとほぼ確定している。警察の関係者は「オートバイに乗った仲間を外で待たせ、店内から素早く金品を奪って逃走するという犯行が相次いでいるため、積極的に捜査を行っている」と話した。

 警察は被害に遭った店内や、周辺に設置された監視カメラの映像から犯行に使用されたオートバイや犯人たちの特徴、着衣などを特定し、犯人の絞り込みを急いでいる。



■農業の近代化に本腰を入れる中国


農業の近代化に本腰を入れる中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0127&f=column_0127_010.shtml
2012/01/27(金) 10:33

 2011年末には、「中央農村工作会議」が開かれ、いよいよ農業の近代化に本格的に力を入れることになり、「強農恵農」というキャッチフレーズが打ち出された。近代化した生産性のさらに高い農業の構築を目指し、農業専従者である農民により高い生産性をもたらすことが目標としてかかげられている。中国のシステムの特色として、挙国一致の行動をとれば必ずそれが実現することを何度も目にしてきたので、これはきっと結実するにちがいない。

 このところ、黒竜江省、河南省、安徽省など食糧主産地の動きが詳しく伝えられているが、黒竜江省は水利施設のさらなる改善、近代的なスプリンクラー施設の建設で、今年は昨年の8年連続増産を上回る成果を勝ち取る意欲を示している。広大な農地で作業をしている大型農業機械にはGPSが据え付けられ、そのうちに国産化した北斗測位システムがつけられ、指揮センターですべての大型機械の動きをキャッチすることができるようになるということである。かつての農民もやがては科学的農業を習得した農場労働者となり、余剰人員は農産物加工工場の従業員になる時代が寸前に来ている。河南省でもほぼ同じ計画がくり広げられている。この2つの省や吉林省は大平原が多いので、大規模農業を展開する条件はととのっている。かつて農村改革の先頭に立った安徽省も数多くのモデル区を作って農業の近代化を模索している。

 アメリカの学者レスター・ブラウン氏が、かつて「13億の中国の民を誰が養うのか」と懸念を示したことがあるが、黒竜江省の農政関係者は胸を張って「中国人はみずから養える」と語っている。

 北京市の郊外区では、一部農村地帯の都市化や特色のあるハウス園芸農業の発展に力を入れている。ある評論家の説では、やがてはアメリカの農業のような効率性の高い農業によって、農村人口を漸進的に小都市に移していくことも考えられているらしい。今度の「中央農村工作会議」では、農村部住民の自由意志の尊重も強調されている。農民を都市部のようなアパートに移すようなことを性急にすすめてはならないことも強調されている。

 中国は耕地面積の少ない国であるので耕地の確保も重要な課題であり、また、品種改良や科学的農法による増収を目指すことも強調されている。

 総合的国力の増強、自主的開発力の向上、農業の近代化によって、21世紀、今後の30年に中国経済はさらにグレードアップするにちがいない。そして、公約した政策にしたがって農村の近代化を推し進め、数億の農村部住民を漸進的に小都市へ移し、第三次産業その他に従事させることによって、中国は近代化の壮大なグランド・デザインを書き上げていくにちがいない。こうしたことが実現したあかつきには、中国は平和的発展の中で、さらなる国際貢献をしていくことであろう。


■痰・トイレだけではない、知られざる中国人の驚愕マナーと習慣


痰・トイレだけではない、知られざる中国人の驚愕マナーと習慣
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0905&f=column_0905_014.shtml
2011/09/05(月) 13:42

 中国人(漢族)のマナー(痰を吐く、トイレを汚く使う等)および習慣については、あらゆる場所で紹介されていることからご存知の方も多いことと思います。今回は、日本ではあまり紹介されていないと思われるものの中から、中国現地で筆者の印象に残った中国人、韓国人および日本人のマナーに関する現場体験、さらには中国と日本の習慣の違いに関する現場体験記です。


1.北朝鮮との国境での体験

 筆者は、中国各地の国境線を回る旅をしていました。国境として実際に見たのは、ロシア、カザフスタン、タジキスタン、北朝鮮等ですが、そのなかでも、中国と北朝鮮との国境線を巡る旅は非常に印象深いものでした。

(1)中国と北朝鮮との国境の街
 筆者は、遼寧省丹東(北朝鮮の政府要人が中国に行くときに通過するため、日本でもしばしば報道される街で、北朝鮮との国境線に位置し、万里の長城の東端と言われる虎山長城もここにあります)には過去に訪れた事があったため、このときは吉林省琿春・防川(中国、北朝鮮、ロシア三カ国の境界線に位置する街で、晴れた日には、彼方に日本海が見えます)、延吉(朝鮮族の街)、長白山(湖の半分は北朝鮮で、朝鮮名では白頭山)、集安(北朝鮮の政府要人が中国に行くときによく通る、国境鉄道が通る街)、通化などを巡る旅をしていました。
 このときも、いつも通り、ガイドや通訳を伴わず、朝鮮族のドライバーのみを雇っての旅でした。

(2)好太王碑
 7月初旬の暑い日、北朝鮮国境の街を巡る旅の途中、吉林省集安市にある好太王碑、将軍墳等の高句麗遺跡を見に行きました。
 集安の好太王碑は、その碑文で有名であり、将軍墳等の高句麗遺跡は、世界遺産に指定されています。交通が不便な場所であるため、気楽に行けるところではないのも魅力のひとつだと思います。
 この好太王碑および将軍墳は、大きな公園のようになっているのですが、そこには木の実(果物)がなっていました。クコの実のような赤色の果実でしたが、周りの中国人や韓国人観光客(北朝鮮国境の街では韓国人観光客も多くいます)は、木の枝を勝手に折って、ひとしきりこの果実を食べていました。世界遺産にあるこのような木の枝を勝手に折って、果物を食べてしまう彼らの姿には、日本人とは異なる感を覚えたものです。

(3)そこにあれば?そこにいれば?食べる!
 以前、中国人の友人もこのような事を言っていました。
友人:「日本に行ったときには感動したよ。」
筆者:「何が?」
友人:「日本の川には鯉や錦鯉が放流されているよね。」
筆者:「それのどこに感動したの?」
友人:「だって、中国でそんなの放流したら、皆、採って食べてしまうよ。」

(4)長白山(白頭山)
 長白山に登ったときも、中国人や韓国人グループはルールを無視して立ち入り禁止区域に入り込んでいました。
 韓国人グループは立ち入り禁止区域の岩に登りながら、サッカーの国際試合などでお馴染みの韓国の応援歌(テ~ハ・ミングオ・・・、というあれ)の大合唱でした。なぜなら長白山は、中国からすれば満州族の聖地である一方、韓国や北朝鮮の人も白頭山を聖地としており、この微妙な関係が、山頂で応援歌の合唱という珍しい光景を作り出していたのです。


2.中国と日本の習慣の違い

(1)タクシーに荷物を忘れたら?
 タクシーの中に荷物を忘れても、日本であれば、戻ってくる可能性が高いと思います。しかし、中国においては、その可能性が極めて低いのが現状です。タクシーを降りるときにレシート(発票)をもらっていて、すぐにタクシー会社に連絡ができ、その発票に書いてあるタクシーの番号を伝えられた場合に初めて、荷物が戻ってくる可能性が若干発生する程度です。ちなみに、運良く荷物が見つかっても、それを届けてもらう費用(タクシー代)は支払わなければなりません。
 その日は、日本に一時帰国する日でした。当日は授業を受けた後、最終便で帰国するつもりでしたので、タクシーのトランクに荷物を入れて、先に語学学校に向かいました。
 学校に着いてから、トランクに入れてあった荷物を取り忘れたことに気付きました。しかも、レシートを貰っていなかったので、どこの会社のタクシーに乗ったのかも分かりませんでした(北京では、緑と黄色のタクシーが多いですが、それぞれにタクシー会社は異なります)。このとき、以後はどんなに低額でも必ずレシートはもらおうと心に決めましたが、その日に関しては後の祭りでした。だからといって荷物を諦める訳にもいかず、急いで語学学校の事務所に行き、事情を説明して、無線か何かで各タクシーに連絡してもらえないかと聞いてみたのです。

(2)忘れ物を捜すのにもお金
 その結果、無線でタクシー運転手に捜索願を出すには、何とお金が必要だとタクシー会社が言ってきたのです。筆者は授業があったので、事務所の従業員に、他のタクシー会社にも確認してもらったのですが、結果は同じでした。その額、1500元。下手をすると、周りで働いている中国人の月給と同額です。
 不幸中の幸いなことに、パスポート等の貴重品は肌身離さず所持していたため、紛失したのは着替え等でした。実際問題、一番高くついたのはトランク自体でした。そこで、捜索願を出しても、荷物が戻ってくる可能性はどうせ低いのだから、1500元が無駄になるよりも、荷物をあきらめる事にしました。
 それにしても、忘れ物を捜すだけでも多額のお金が必要なのは驚きでした。

(3)警察の捜査費用まで
 この出来事を中国人の友人に話したところ、友人曰く、そもそも、警察に捜査してもらうにも、捜査を依頼する側が捜査費用を払わないのといけないのだと教えられました。警察の捜査にまでお金が必要なのですから、荷物を無くしたことに関しては、何も言う気がなくなりました。


3.黄山での日本人

 それは世界遺産でもある安徽省の黄山を登ったときのことです。黄山は、水墨画や漢詩にも多く著されている天下の名勝です。

 「天下第一」と呼ばれる黄山の名勝を愛でていたとき、筆者の近くにいた年配の男性たちが、これまた立ち入り禁止区域に入り、岩によじ登って記念撮影を始めました。
筆者の心の中:「態度悪いな、この中国人達。」
そのとき、彼らのガイドが、「危険ですから、やめてください」と叫びました。
筆者の心の中:「そうだ、そうだ。この中国人ガイド、良識のある良いこと言うな。」
筆者の心の中:「うん?・・・。」
筆者の心の中:「このガイドの言葉・・・。それって、・・・日本語?!・・・。」



■厳しい介護ビジネスの実態 倒産業者の7割強が創業10年未満


厳しい介護ビジネスの実態 倒産業者の7割強が創業10年未満
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0129&f=business_0129_002.shtml
2012/01/29(日) 02:29
 
 介護保険法施行で介護事業に進出する事業者が急増した。しかし、競争の激化や改正介護保険法で、経営環境は厳しさを増している。

 帝国データバンクが19日に発表した調査結果によると、2001年~2011年の医療機関の倒産は381件で、その内、老人福祉事業者の倒産は134件だった。老人福祉事業者には、養護老人ホームや特別養護老人ホームのほか、ケアハウスや老人デイサービスセンター、移動入浴サービス、在宅介護サービスを行う事業者が含まれる。

 老人福祉事業者の倒産件数を年度別にみると、2006年までは低水準で推移していたが、2007年には2006年の7件から23件に急増。さらに、2008年には26件、2009年には32件まで増加した。

 倒産に至った老人福祉事業者について、設立から倒産までの期間をみると、3年未満が23件で17.2%、3~5年未満が26件で19.4%、5~10年が54件で40.3%になり、全体の76.9%が10年未満に倒産していたことが明らかになった。

 老人福祉事業者の多くが、2000年の4月に介護保険法が施行されたことをきっかけに、介護事業に進出した。しかし、年を追うごとに同業者間の競争が激化した上、2006年4月に改正介護保険法が施行され、介護報酬の引き下げや、施設サービスにおける居住費用や食費が介護保険給付対象から除外されるなどし、経営環境が悪化したとみられている。

 それ以降の老人福祉事業者の倒産件数をみると、2010年は17件、2011年は14件と減少傾向にある。これは、「中小企業が借金返済の負担軽減を申し込んだ場合、金融機関はできる限り返済期限の延長や金利減免といった条件変更などの措置をとるようにつとめる」とした中小企業金融円滑化法が影響しているようだ。

 中小企業金融円滑化法は2013年3月で終了することから、その後の倒産件数は増加する可能性もある。本当の正念場はこれからといえそうだ。


■<中国人が見た日本>中国の高齢化社会への対応は日本を見習うべき


<中国人が見た日本>中国の高齢化社会への対応は日本を見習うべき
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58291&type=
2012年1月29日 6時17分 レコードチャイナ

2012年1月26日、中国の経済学者、郭夏(グオ・シア)氏は「日本見聞:高齢化社会、恐るるに足らず」と題した記事をブログで発表し、中国は高齢化社会を迎えるにあたり日本を参考にすべきだと説いた。以下はその内容。

高齢化社会に関して言えば、日本の今日の状況はわれわれの明日の姿である。日本に行って、高齢化社会は人々が想像するほど悲観的で恐ろしいものでないことが分かった。日本は現在、高齢者人口の割合が非常に高い。昨年、敬老の日の前に総務省が発表したデータによると、日本には65歳以上の人口が総人口の23.3%に当たる2980万人存在している。この人数は、前年より0.2ポイント、24万人増加し、割合と人数でいずれも過去最高だった。

日本では至る所で高齢者が現役で働いている。統計によると、65歳以上の高齢者の就業者数は570万人。うち318万人は大半が臨時雇い的な雇用形態であるものの、企業による雇用人数だという。また、65-69歳では男性は46.8%、女性は26.9%が職を持っている。

高齢化社会の労働力不足に適応するため、日本では自動化や機械化によって労働力を大きく節約している。中国国内でよく見られる飲料の小売店は、日本では至るところに設置されている大量の自動販売機がその役割を代行している。また、機械化や自動化による生産によって、極めて少量の労働力で大量の業務を完了させている。我々も機械化や就業年齢の延長など、十分に準備さえすれば、高齢化社会の労働力不足問題を解決することが可能だ。

さらに、高齢化社会の到来は、高齢者を対象とする新たなビジネスチャンスをもたらしてくれる。日本の医療、養老院や高齢者用商品、健康・保健用品など、介護やケアサービスに関連する産業は非常に発達している。

日本の高齢化社会の成功経験をわれわれが学び、参考にする価値は十分にある。



■過小評価?中国人観光客の平均消費50万円、観光業界の期待さらに沸騰!―米国


過小評価?中国人観光客の平均消費50万円、観光業界の期待さらに沸騰!―米国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58243&type=0
2012年1月29日 7時34分 レコードチャイナ

2012年1月26日、米商務部25日の統計によると、訪米外国人観光客1人あたりの平均消費額約31万円(約4000ドル)に対して、中国人訪米観光客は平均約50万円(約6200ドル)消費するという。新浪ネットが伝えた。

米国観光業界にとって、中国人観光客は、急速に増え、今後も大きな伸びが期待できるという。米政府の予測によると、2016年までに中国人観光客は現在よりも倍増するという。

米中旅行協会の●林輝(ゴン・リンフイ、●は「龍」の下に「共」)会長は、約50万円の消費は過小評価であり、中国人観光客の小売店の消費だけを計算したもので、利用した交通やホテル、レストランなどの消費項目を計算に入れれば少なくても60万円(約8000ドル)以上は消費していると語った。また、訪米中国人観光客は毎年増え続けており、2011年は115万人に達し、2012年はおそらく130万人を超えるとの見通しを明らかにした。


■ようこそ、中国人観光客様!“ハンパない”買い方で「春節商戦」は大にぎわい―韓国


ようこそ、中国人観光客様!“ハンパない”買い方で「春節商戦」は大にぎわい―韓国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58202
2012年1月25日 14時18分  レコードチャイナ

2012年1月24日、中国新聞網によれば、春節(旧正月)の大型連休(22~28日)を利用して、多くの中国人観光客がソウルなどを訪れていると、韓国の朝鮮日報が伝えた。

記事によると、南大門(ナムデムン)市場や東大門(トンデムン)市場など繁華街や観光地では多くの店が中国人客の来年を見越して平常どおりの営業を続けている。デパートでは店員が「中国人観光客の買い方はハンパない」と話し、明洞(ミョンドン)の衣類店オーナーも「普段と比べて中国人観光客の数が倍近くにまで増えている」とホクホク顔だ。

中国人客が言葉の壁で困らぬよう通訳を付けたり、店全体を中国人好みのおめでたい飾り物でいっぱいにしたりと、歓迎ムード一色。韓国観光公社によれば、春節の大型連休中に韓国を訪れる中国人観光客の数は昨年よりも3割多い4万5000人。同じく旧正月を祝うベトナムなどからの観光客も増加する見込みで、合計5万人を超える外国人観光客が韓国を訪れると見られている。

一般的な観光やショッピングのほか、美容整形を受ける人も多い。ソウルの繁華街にある病院では、普段なら1か月に6~7人の中国人観光客が訪れる程度だが、春節前から週に6~7人が訪れるようになった。また、春節のプレゼントにするため、恵蘭(けいらん)を買っていく中国人客も多いという。


■韓国への医療観光激増、多くは“美容整形旅行”―中国


韓国への医療観光激増、多くは“美容整形旅行”―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=57975
2012年1月18日 13時16分 レコードチャイナ

2012年1月17日、韓国の聯合ニュースによると、医療目的で同国を訪れる中国人観光客が激増している。中国新聞社の報道。

韓国は距離的にも近く、医療技術が進んでいる点が、中国人に人気の要因になっている。また、「医療目的」の大半が美容整形だと見られている。

韓国在中国領事館の16日の発表では、2011年に同館が発行した中国人向けの訪韓ビザは107万件で、前年比22.6%増加した。うち、北部・遼寧省の在瀋陽領事館で発行したものが26万8000件と最多。2011年に訪韓した中国人はのべ205万人で、前年比23.6%増加している。


2012年1月28日土曜日

■土佐の「おきゃく」:“春”を呼ぶ 高知食PRヘ--3月3日スタート /高知


土佐の「おきゃく」 “春”を呼ぶ 高知食PRヘ--3月3日スタート /高知
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20120127ddlk39040559000c.html
2012年1月27日 地方版 毎日新聞
 春の訪れとともに高知市街が宴会場と化す観光イベント「土佐の『おきゃく』2012」の概要が26日、発表された。今年は3月3~11日の9日間で、計43イベントが開かれる。最終日には東日本大震災の被災地に黙とうをささげる追悼セレモニーが行われる予定。また、被災地の鎮魂と復興の思いを込め、昨夏のよさこい祭りで上位入賞したチームなどが鳴子を打ち鳴らしながら踊る「春の舞」も披露される。
 「おきゃく」とは土佐弁で「宴会」を指し、県や高知市の民間企業などで構成する実行委が06年からこの時期に実施している。今年は県観光イベント「志国高知 龍馬ふるさと博」とも連携し、「ここに人あり、自由あり」というテーマのもと、観光客に高知の人柄の温かさや坂本龍馬ら歴史的偉人を育んだ自由な風土・歴史も堪能してもらう。来場者は約30万人を見込んでいるという。
 また、例年はイベント最終週の目玉企画として人気がある「日本一の大おきゃく」を、今回は開幕週の3、4両日に実施。昨年の大おきゃくは、東日本大震災直後だったため中止になっており、2年ぶりの開催となる。午前10時~午後9時ごろまで、高知市帯屋町の商店街全体が「大宴会場」に変わる。そのほか、「ご当地グルメ」の屋台も高知市中央公園やJR高知駅前に登場。鍋焼きラーメン(須崎市)やシカドッグ(香美市)など29店舗が出店し、高知の「食」を来場者にPRする。


■ヒロイン交代 夏木マリが朝ドラ収録に登場


ヒロイン交代 夏木マリが朝ドラ収録に登場
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120128-00000053-dal-ent
1月28日(土)19時31分 デイリースポーツ

 女優・夏木マリが28日、大阪府岸和田市内で行われたNHK連続テレビ小説「カーネーション」の収録に参加した。

 現在、ヒロインの小原糸子役は女優・尾野真千子が演じているが、夏木は72歳から92歳までの糸子を担当。

 この日は72歳のヒロインが商店街を歩くシーンの収録が行われ、夏木は「ヒロインのモデルとなった小篠綾子先生には晩年にかわいがっていただいたので、縁を感じますね」と話した。
 夏木は3月3日の放送分から登場の予定。



■ネットに出現した「給料比べ族」月給1万元の上海独身貴族の悲しい実態


ネットに出現した「給料比べ族」月給1万元の上海独身貴族の悲しい実態
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20120117/226217/?ST=print
2012年1月20日 金曜日

 日本語に「暴走族」や「窓際族」、「蛍族」といった語尾に同類の仲間を意味する「族」が付く言葉があるが、中国語にも“飈車族(暴走族)”とか“蟻族”<注1>といった語尾に“族”が付く言葉がある。この中国語の“族”が付く言葉に近年“比薪族”が新たに加わった。中国語で「給料」のことを“薪水”と言うが、“比薪族”とはその“薪水”の比較をする人々を意味する。
<注1>“蟻族”とは「失業あるいは半失業の状態で蟻のように家賃や生活費の安い地域に集中して暮らす大学卒業生集団」を意味する。


給料を晒し、他人と比べる“比薪族”

 中国人には人と知り合いになると、それが初対面であっても「あんたの給料はいくら」とあっけらかんと質問する傾向がある。<注2>外国人である我々はこれにどう答えたらよいのか分からず、どぎまぎして言葉を濁すのが通例だが、中国人同士だと臆面も無く互いの給料を教え合う。従って、これが同じ会社の同僚の間柄だと、当たり前のように給料明細を相互に見せ合うので、支給額が少ない方がその直属上司や人事担当役員にその理由を明確にしろとねじ込んでくることになる。

 “比薪族”とはネットの掲示板に立ち上げられた“比薪(給料比べ)”のスレッドに、匿名で自分の年間の収入状況、即ち基本給、役職手当、各種補助手当、ボーナスなど書き込み、次々と書き込まれる他人の収入と比較する人たちである。「給料」を別の言葉で“工資”とも言うので、自分の給料をネットの掲示板に公表することを“晒工資(給料を晒す)”と言う。要するに、“晒工資”をして他人の給料と比べる人々を“比薪族”と呼ぶのである。
<注2>2007年4月13日付本リポート「中国人は『給与明細』を見せ合うのが好き」参照。


 中国は国土面積が広く、「沿海部、内陸部、辺境地区」あるいは「都市部と農村部」、さらには「大都市と中小都市」といった地域格差が大きいので、給与を比較するといっても、同じ地域に勤める者同志でないと厳密な比較にはならない。それでも給料の多い人は少ない人に対して優越感を持つだろうし、少ない人は多い人の地域への転出を考える参考とすることもあるだろう。また、もっと穿(うが)った見方をすれば、お互いに賃上げ交渉のための情報を交換していることになるのかもしれない。とにかく、給与を相互に公表することで、安月給に対する日頃の不満を解消していると考えれば、それなりに意味があるのかも知れない。

 さてそこで、その“比薪族”の1人の生活実態を見てみよう。これは2011年の年の瀬も押し詰まった12月28日に、上海紙「解放日報」傘下のニュースサイト“解放牛網(jfdaily.com)”が掲載した、「上海で月収1万元の“白領(ホワイトカラー)”の悲惨な生活、ケンタッキーフライドチキン(KFC)すらぜいたく」という記事である。この記事の主人公は遼寧省出身の青年で、上海の外資系企業に勤めていると思われる独身のサラリーマンであり、月収は1万元だという。

 その彼が中国一の繁栄を誇る大都会“上海”での月収1万元の暮らしがいかに惨めなものかを赤裸々に語っている。ちなみに、月収1万元は日本円に換算すると約12万5000円である。2011年3月に発表された上海市における労働者の平均年収は4万6757元で、これを12等分した平均月収は3896元(約4万9000円)であるから、月収1万元は平均水準を遥かに上回る額である。独身貴族と言ってよい身分に思えるのだが、彼は自分の生活の収支状況について次のように分析している。
平均の2倍以上、月収1万元は独身貴族か?

 自分の1万元の月収の収支を計算してみると下記の通りだが、これが上海における月収1万元の独身者の生活の実態である。


【手取り額の計算】

(1)収入(月給の支給額):1万元

(2)社会保険費(養老保険8%、医療保険2%、失業保険1%)の控除額:1086元

最新の2008年平均賃金の3倍に基づいて計算した基本給の上限は9876元なので、これをベースにして11%で控除額を計算
《計算:9876元×11%=1086元》

(3)“住房公積金(住宅積立金)”の控除額:607元
基本給の上限を8671.5元として7%で控除額を計算
《計算:8671.5元×7%=607元》

(4)税引き前収入:8307元
《計算:1万元-1086元-607元=8307元》

(5)個人所得税を控除:886元
上記(4)の金額をベースに基礎控除額を2000元として計算<注3>
<注3>個人所得税の基礎控除額は2011年9月1日から3500元に調整されたが、この記事は調整前の2000元で書かれている。基礎控除額を3500元として計算すると個人所得税は406元となり、今では従来より480元安くなっている。

(6)手取り額:7421元
《計算:8307元-886元=7421元》


【支出額】

(A)住居費:1500元
“一室一庁全配(1DK家具・家電付)”の借家、所在地は上海市の中心部から少し離れた徐匯区漕宝路。会社までの通勤は、地下鉄は不便だし、バスは時間が保障されないので、遠すぎてはだめ。友人との同居は自由がないし、キッチンやトイレを使うのにも気を使うので面倒ということで、今の住宅を選定して1人暮らし。自転車で通勤するので、朝は8時30分に家を出れば問題ない。家賃は最安値の1500元。

(B)水道、電気、ガス、ブロードバンド、ケーブルテレビ、衛生管理費:合計308元
《内訳》
・電気代:100元前後、生活水準を落としたくない。電気は生活上で肝心な部分だからケチらない。(エアコン、冷蔵庫、テレビ、湯沸かし器、洗濯機、電子レンジ、換気扇、コンピューター、カメラ、携帯電話、電気カーペット、飲水器、電気炊飯器などが主たる電気器具)
・水道代:50元、シャワー、洗濯、炊飯が主体。
・ガス代:頻繁に炊事をすれば20元になる。
・ブロードバンド料金:最も安い料金体系で月額120元。
・ケーブルテレビ料金:13元
・衛生管理費:5元
《計算:100元+50元+20元+120元+13元+5元=308元》

(C)交通費:合計210元
大部分は自転車なので、駐輪代が10元必要。ただし、週末や、雨天、あるいは残業で遅くなった時などに地下鉄やバスにも乗るので、1週間に50元必要と考えて1カ月で200元と計算。

(D)飲食費:合計1780元
平日の食事は、1カ月の労働日を22日として、近所の食堂で朝食5元、昼食15元。夕食は自分で作れば15元だが、外食すると20~30元かかるので、間を取って20元。週末は外食となるが、ピザハットに行けば最低でも60元は必要なのにお腹は一杯にならないし、中華料理は客寄せの料理でさえも50元以上なので最低50元は必要だから、1日100元で計算。2日間は外出しない日があるので、これを除いて6日間で600元。さらに、果物、菓子類を1週間に1回買うとして少なくとも80元、1カ月合計で300元。
《計算:(5元+15元+20元)×22日+600元+300元=1780元》
親への仕送り600元、里帰りに420元

(E)日常品支出:100元
書籍、日用品、洗濯用洗剤、歯ブラシ、練り歯磨き、シャンプー、トイレットペーパー類。

(F)服装・靴:200元
男は身だしなみが大切だから、みっともない格好は恥ずかしいので、最低線として200元。

(G)携帯電話代:100元
最低ラインの費用。

(H)交友費:350元
自分はガールフレンドがいないので、学友や同僚と1カ月に2回ほど遊ぶ。これに少なくとも200元は必要だが、ガールフレンドがいれば最低でも500元は必要だから、中間を取って350元。

(I)交際費:200元
誕生日、バレンタインデー、クリスマス、友人の結婚や子供の出産などの度にプレゼントを準備しなければならない。結婚の場合は、普通の友人でも少なくとも300元、親しい関係や上司ならば少なくとも600元は覚悟しなければならない。これら費用の合計を1年間で2400元前後と計算すれば1カ月当たり200元となる。

(J)両親への仕送り:600元
実家のある遼寧省鞍山市の最低賃金基準は月額600元なので、両親には少なくて申し訳ないのだが、それと同額の600元を毎月仕送りしている。

(K)医療費:100元
今では風邪で注射を打つだけでも200元以上かかるので、平均して1カ月100元で計算。病気にならないことが肝要。

(L)旅行費:100元
1年に3回ほど近距離旅行をすると仮定して計算、1回の旅行費用(宿泊、交通、食事、買い物などの費用)は少なくとも500元はかかるので、平均して月100元で計算。

(M)“档案(身上書)”<注4>・“戸口(戸籍)”管理費:45元
本人は上海で働いているが、戸籍は遼寧省の大連市にあり、独立した戸籍にする条件を備えていないので暫定的に所属企業を戸主とする「集団戸籍」に入ることが義務付けられている。この管理費が毎年240元。一方、“档案”と“戸口”が1つの地域にない場合は、“档案”を居住地の人材交流センターに預かってもらうことになるが、この管理費が毎年300元。この合計を均(なら)して月45元として計算。
<注4>“档案”は正式には“人事档案”と言い、個人の中学以降の経歴、出身階級、本人の身分、政治的方向性、交友関係などが書かれている。一生ついて回り、入試、就職、昇進において重要な役割を果たす。所属する機関の人事部門が保管し、本人は中味を見ることはできない。なお、この青年が“档案”の管理費用を支払っていることから判断して、勤務先は恐らく外国企業であると思われる。中国企業ならば“档案”はその企業の人事部門が無料で保管するのが普通。

(N)里帰り費用:420元
遼寧省鞍山市の実家には飛行機と列車を乗り継ぐが、往復の飛行機代が2500元、さらに列車代、お年玉やお土産などを加えて、全部で5000元程度かかるので、これを均して月420元。

(O)その他費用:100元
個人的趣味の費用で、宝くじや収集品の購入、展覧会の参観など、月に100元として計算。
以上の総計:1500元+308元+210元+1780元+100元+200元+100元+350元+200元+600元+100元+100元+45元+420元+100元=6113元


【1カ月の収支】
(手取り額)7421元-(支出総額)6113元=(残額)1308元
 上記はあくまで概算であるが、これらには娯楽、フィットネス、学習といった関連の費用は含めていない。上海市に住んでいる人はこの生活ぶりが特別なものでなく、ごく普通の標準的なものであることを分かってくれると思うが、どう考えても自分の生活は中流の下に属すると思うのである。
味千ラーメンやケンタッキーフライドチキンはぜいたく

【補足説明】

(a)もし住宅を買えばローンの返済に少なくとも500元(約6300円)以上支出が増える。車を買えば維持費に1000元(約1万2500円)以上支出が増える。さらに子供ができれば支出が1000元以上増える。その他、投資、社交、旅行、大きな買い物などが増えれば支出は増大する。

(b)上海の住宅価格は高く、自分が住んでいる徐匯区漕宝路辺りの中古住宅でも1平方メートル当たり1万2000元(約15万円)が最低水準である。こうした住宅価格を前提として考えると、上海では月収2万元(約25万円)以内の人は貧乏人に属する。このため、ある人民代表が上海市では個人所得税の基礎控除を8000元(約10万円)とするようにと人民代表大会で提案したが、残念ながら成立しなかった。

(c)貧乏人は毎日退社したらまっすぐ家に帰るのが一番良い。外食も“味千拉麺(味千ラーメン)”<注5>やケンタッキーフライドチキンはぜいたくで、値段の安い“蓋澆飯(ご飯におかずをかけた丼)”や“蘭州拉麺(蘭州ラーメン)”が主体とならざるを得ない。

(d)1万元の収入でも月末に手元に残るのはわずか1300元前後だが、これは1日当たり45元程度に過ぎず、外食の時に1品多く注文すればすぐに消えてなくなってしまい、“月光族(月給を月末にはすべて使い果たしてしまう人々)”の仲間入りをすることになる。
<注5>味千ラーメンは熊本県を本拠とするラーメンチェーンだが、中国では経営権を譲り受けた香港企業が500店舗以上を運営していて非常に有名な存在。中国ではラーメンにとどまらずその他の日本食も提供している。

 以上が記事のすべてだが、中国では年末のボーナスが1カ月分支給されるのが一般的なので、この青年の年収は13万元(約162万5000円)ということになるだろう。上述したように上海市における労働者の平均年収は4万6757元(約58万5000円)であるから、この青年の年収は平均の約3倍ということになる。月給が1万元ということは、外資系企業の副科長(=副課長)クラスの役職で、年齢は恐らく30歳前後と思われる。これだけ恵まれた収入を得ているにもかかわらず、彼の生活は余裕があるようには見えないのである。年収13万元の彼でさえもこれだけ慎ましい生活をしているとすれば、平均年収4万6757元の人々がどれほど慎ましい生活を余儀なくされているか想像ができよう。

 この青年が上海市の生まれで上海戸籍を持ち、両親が住宅を所有していれば、恐らく今でも両親の家に住んで住宅費の1500元を節約できるだろうし、里帰り費用の月420元や“档案”・“戸口”管理費の45元も必要ないことになる。そうすれば毎月約2000元の支出が不要となる訳で、これを出来る限り貯金に回せば、将来住宅を購入する際の頭金を蓄えることも可能となるだろう。地方出身者が故郷を遠く離れた大都会に住むことによって、大都会の地元の人々に比べて大きなハンデを抱えるのは致し方ないことかもしれない。

 彼も昇進によって賃金が上昇するだろうし、結婚して夫婦共働きをすることにより妻の収入が加わって家庭全体の収入は増加するだろう。しかし、その後に待っているのは住宅購入による住宅ローンの返済であり、それに生まれてくる子供(一人子政策で1人だけかもしれないが)の養育費や教育費などが追加される。余裕のある生活が送れるようになるのは相当先のことになりそうである。それにしても毎月600元を両親に仕送りしているのは立派である。ただし、これは中国では当たり前のことなので、ほめる必要はないのだが、親不幸な筆者には偉いと思える。

 2010年に日本を抜いて世界第2位の経済大国となった中国は表面的には繁栄を謳歌しているように見える。2012年1年13日付の“人民網(人民ネット)”は、「2011年12月末時点で、中国ぜいたく品市場の年間消費額(自家用のジェット機、船舶、高級車の消費を除く)は126億ドルに上り、世界全体の28%を占め、中国はすでに世界最大のシェアを誇るぜいたく品消費国家となった」という世界ぜいたく品協会(World Luxury Association)の公式報告を報じた。しかし、ぜいたく品を購入できる階層が全国民に占める割合はそれほど多くはなく、大多数の庶民はぜいたく品とはほとんど無縁の生活をしているのが実態である。富裕階級と庶民との間にある大きな所得格差をすこしでも早く是正して、庶民が世界第2位の経済大国を実感できるようにすることが中国政府に求められている。

(北村豊=住友商事総合研究所 中国専任シニアアナリスト)