■中国人観光客の豪快な消費、9月の銀聯カード取扱高が過去最高

中国人観光客の豪快な消費、9月の銀聯カード取扱高が過去最高
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111016-00000006-scn-bus_all
 10月16日(日)11時56分　サーチナ

　9月に日本を訪れた中国人による銀聯カードの取扱高が昨年同期比50％増の55億円に達し、単月の取扱高としては過去最高を記録したことが分かった。経済成長を背景にした中国人観光客の豪快な消費が戻りつつある。中国経済網が報じた。

　3月に東日本大震災が発生し、日本を訪れる中国人観光客が激減、同時に銀聯カードの取扱高も激減したが、9月の取扱高は震災発生前の2月単月の取扱高を超えるものとなった。

　大阪や福岡をはじめとする西日本ではすでに中国人観光客が戻りつつある。震災前は日本で利用される銀聯カードの取扱高のうち、西日本が占める割合は30％ほどだったが、9月は50％以上に伸びている。

　日本政府観光局（JNTO）によれば、8月に日本を訪れた外国人の数は昨年同期比31．9％減の54万6800人だった。震災の影響により、連続6カ月減となったが、月を追うごとに減少幅は小さくなっている。

　なお、9月30日付の中国国際放送局は、8月に日本を訪れた中国人観光客は10万2800人となり、震災発生前（2月、10万5400人）の水準にまで戻りつつあると報じた。