2011年10月13日木曜日

■高知 観光客数:昨年度、43カ所で減少 猛暑や年末年始の天候原因 /四国


高知 観光客数:昨年度、43カ所で減少 猛暑や年末年始の天候原因 /四国
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20111012ddlk39020551000c.html
2011年10月12日 毎日新聞 地方版

 ◇運輸局まとめ

 四国運輸局(高松市)は10年度に四国4県の主要観光地を訪れた観光客数をまとめた。各県を代表する観光地15カ所ずつ計60カ所が対象。四国全体では、1589万人(前年度比97・1%)で、09年度に比べ、観光客数が増加したのは17カ所、減少したのは43カ所だった。運輸局によると、テレビドラマで注目を浴びた高知県内の観光地で大幅に増加した一方、夏の猛暑や年末年始の天候不順の影響を受け、減少した地点が多かったとしている。

 各県別では、徳島県333万人(同92・5%)▽香川県682万人(同93・2%)▽愛媛県360万人(同98・0%)▽高知県212万人(同120・8%)--。現行の観光地を対象に統計を取り始めた03年度以降、高知は最多となり、にぎわい振りが際立つ結果となった。

 観光地別に見ると、徳島は渦の道(鳴門市)が前年度比89・0%、祖谷のかずら橋(三好市)が同86・9%と減少が目立った。香川は栗林公園(高松市)が同86・9%と減った一方、瀬戸内国際芸術祭が開かれた地中美術館(直島町)は同136・7%と大幅に増えた。愛媛は道後温泉(松山市)が同100・6%と横ばい。坂の上の雲ミュージアム(同)は同105・8%だった。

 一方、高知は高知城(高知市)が同136・5%、坂本龍馬記念館(同)が同179・1%と軒並み増加。NHKの大河ドラマ「龍馬伝」の影響とみられ、龍馬にゆかりの深い桂浜(同)も同119・2%と増えた。



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