2011年11月9日水曜日

■本県観光「魅力的」66.7% 長崎経済研究所が関東在住者に調査


■本県観光「魅力的」66.7% 長崎経済研究所が関東在住者に調査
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20111108/10.shtml
11月8日のながさきニュース長崎新聞

 十八銀行系のシンクタンク長崎経済研究所(長崎市)がインターネットで関東在住の424人に実施した「観光立県・長崎の認知状況」調査で、長崎に観光地としての魅力を「感じる」と答えた人の割合が66・7%に上った。「感じない」は12・0%、「どちらとも言えない」は21・3%だった。

 魅力を感じる理由(複数回答)では「歴史・文化がある」(70・7%)、「観光地が豊富」(64・3%)が多く、歴史的背景を持つ観光地の多さが本県の観光を支える現状が表れた。

 「イメージする観光地」(複数回答)ではハウステンボス(76・9%)が最も多かった。ほかではグラバー園(61・3%)、平和公園(46・5%)、出島(38・9%)が上位に入った。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の影響で昨年、長崎市の観光客は20年ぶりに600万人を突破。同研究所主任研究員の永山真氏は「ドラマに関連するグラバー園や出島などは認知度を高めた」と分析する。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産国内暫定リストに入っている「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は8割以上、軍艦島を含む「九州、山口の近代化産業遺産群」については9割以上が知らなかった。ただ、過半数はこれらの場所に「行ってみたい」と答えており「PR次第で観光客が増える可能性は十分に残っている」(永山氏)としている。

 調査は9月8~12日にインターネットを使って調査。20歳以上の男女424人が回答した。



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