2011年11月5日土曜日

■南紀勝浦温泉号:運行スタート 那智勝浦の観光復興へ 旅館女将らお出迎え /和歌山


南紀勝浦温泉号:運行スタート 那智勝浦の観光復興へ 旅館女将らお出迎え /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20111102ddlk30040448000c.html
2011年11月2日 毎日新聞地方版

 ◇兵庫の旅行代理店と連携--来年3月まで1日1往復

 那智勝浦町観光の一日も早い復興への願いを込めた「南紀勝浦温泉号」が1日、運行を開始した。JR新大阪駅-那智勝浦町間の直行バスで、第1便が同日午後、同町の南紀勝浦バスターミナルに到着。旅館の女将(おかみ)や平安衣装の女性たちが出迎えた。

 南紀勝浦温泉旅館組合(13軒、井戸秀雄組合長)が、兵庫県の旅行代理店と連携して実現した。1日1往復で来年3月31日まで毎日(12月12~14日は運休)運行し、料金は往復3500円で格安に設定。温泉旅館組合加盟の旅館・ホテルの宿泊客が対象だ。

 第1便には井戸組合長ら関係者8人がPRを兼ねて試乗した。午前8時半、新大阪を出発し午後2時過ぎにターミナルに着いた。那智勝浦-JR新大阪は午後3時発。

 台風12号の影響で寸断されたJR紀勢線は9月26日、京都、新大阪-紀伊勝浦間が復旧。しかし、特急の運転は1日2往復のみ。旅館組合は「PR不足もあって第1便の一般利用者はなかった。観光客をなんとか増やしたい一心で企画した。今月いっぱいはPR期間とし客足が伸びる事を期待する」と話した。問い合わせは旅館組合(0735・52・0048)。



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