2011年11月5日土曜日

■政令市連携防災訓練:観光客らへ避難情報、到達に30分 京都市「改善必要」 /京都


政令市連携防災訓練:観光客らへ避難情報、到達に30分 京都市「改善必要」 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20111103ddlk26040590000c.html
2011年11月3日 毎日新聞 地方版

 大阪市で大地震が起きたとの想定で関西4政令市が連携した防災訓練が2日あり、京都市は観光客や買い物客に災害情報を伝える訓練を行った。先月以降、新たに災害時の協定を結んだ祇園商店街(東山区)やタクシー業界団体、JR京都駅(下京区)周辺の事務所などが参加した。しかし、市からの情報伝達が想定以上に時間がかかる事態となり、課題が浮き彫りになった。

 午前10時50分ごろ、大阪市から衛星電話で地震発生や「交通網がまひ」との情報を受けた市防災危機管理室が、事前登録した商店街などのメール、電話、ファクスに一斉送信した。続いて同11時10分ごろ、避難を呼びかける情報を一斉送信したが、祇園商店街振興組合事務所に到達するのに約30分もかかった。

 このため、同事務所が観光客に呼びかける放送が想定スケジュールより大幅に遅れた。同11時40分ごろになって予定通り「今後は災害情報をこのような方法でお伝えします」などと放送した。
 市消防局は「間隔を十分に置かずに送信したためではないか。この結果を生かし、システムを改善したい」と話している。



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