関西広域連合:カジノ構想議論で賛否--研究会初会合 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20111108ddlk26010595000c.html2011年11月8日 地方版 毎日新聞
カジノを含む「統合型リゾート」(IR)構想について議論する関西広域連合の研究会の初会合が7日、京都市内であった。
関係府県の部局長や有識者ら14人で構成。リゾート誘致を掲げる大阪府のIR検討会座長でもある橋爪紳也・大阪府立大教授は「関西圏のさまざまな魅力とのシナジー(相乗)効果により集客がアップする」などと経済効果を強調。兵庫県は欠席したが「連合としてカジノ推進は断固反対」との意見書を提出した。
滋賀大の秋山元秀・教育学部教授も「琵琶湖中心の環境を生かした観光を進めている滋賀県の施策とリゾート構想を結びつける課題も議論に」と注文を出し、議論は賛成と反対が大きく分かれ、平行線をたどった。
年内に2度の研究会を予定。その後、意見を集約し、来年2月に関西広域連合議会に報告する「関西観光・文化振興計画」の最終案に盛り込まれる予定。
0 件のコメント:
コメントを投稿