2011年11月21日月曜日

■観光客:昨年、宿泊客が微減 全体では4年連続増加 /千葉


観光客:昨年、宿泊客が微減 全体では4年連続増加 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20111120ddlk12020102000c.html
2011年11月20日 朝日Web

 県観光課は、昨年の県内の観光客の入り込み動向を発表した。観光客数は年約1億5705万人で、前年比1・7%増となり4年連続の増加となったが、宿泊客に限ると同1・1%減。同課は「首都圏から比較的近いことやアクアラインなどの交通網が整備されたため、日帰り客の割合が増えている」と分析している。

 同課によると、地域別では、東京ディズニーリゾートだけで約3894万人の観光客を集める東葛飾地域が約5414万人と最も多く、増加率では香取地域が前年比12・5%増と最も高かった。同年3月に香取市内にオープンした「道の駅水の郷さわら」の入り込み客数約138万人が大きく貢献した。また、09年8月から始まったアクアラインの通行料値下げの影響で、君津地域への客の入り込みも同6・4%増となっている。

 外国人宿泊客数は約156万人で、国・地域別では中国が観光ビザの発給条件緩和の影響もあり同11・6%増。09年の新型インフルエンザや円高の影響で大幅に減っていた韓国からの客も回復し、同89・1%増となった。

 東日本大震災の影響で今年は春の大型連休期間中の観光客数が前年同期比約15%減、海水浴客は同約50%減と大幅に落ち込んでいる。同課は「震災の影響で今年は減少が見込まれる」と話している。



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