2011年11月18日金曜日

■【仏国ブログ】日本の企業、慣習の違いもあるが仲間意識が心地よい


【仏国ブログ】日本の企業、慣習の違いもあるが仲間意識が心地よい
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1117&f=national_1117_044.shtml
2011/11/17(木) 10:02
  
  外国人は日本の職場の慣習や文化を独特ととらえ、興味深いと感じるようだ。日本に滞在中のフランス人のブログ「Gaijin au Pays du Soleil Levant」では、筆者が自国でのマナーと異なると感じたことを紹介している。

  現在、日本で働いている筆者は、勤務先の企業は祝日は休み扱いになり、給与額が調整される。これに疑問を抱き、日本人の同僚に相談したところ、「働いていないのだから、その分の給料が出ないのは当然」と言われたという。筆者はこれについて、社員が希望して取得する有給休暇ではなく、日本政府が決めた休みであり、給料が出ないのはおかしいのではないか、と反論したという。相手は黙っていたが、決められたシステムに従うのが嫌ならば帰国すれば、と考えていたかもしれないとユーモアを交えて述べている。

  また、日本人は謝罪の言葉をよく使うと紹介。電話を切る場合にも、「お時間をいただきすみませんでした」といったあいさつをしていることが多く、筆者にとっては違和感があるようだ。

  一方、日本独特の「おみやげ」については好感を抱いている。筆者の勤務先では、出勤すると誰かが買ってきたおみやげが机の上にあると説明。せんべいやまんじゅうであることが多く、日本のこれらのお菓子はとてもおいしく、また心遣いが感じられ、朝から気持ちに張りが出ると記している。

  おみやげを購入するという規定はないものの、暗黙の了解で、旅行や出張時にはおみやげを買うルールがあるとつづっている。お互いに気持ちよく仕事をするための素晴らしい慣習だと感じており、筆者もおみやげを購入するようになったと語る。

  さまざまな面で欧米の企業とは異なる日本の企業。欧米と比較すると納得がいかないルールがあるものの、日本企業の従業員にみられる仲間意識を心地よく感じている様子がうかがえる。



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