2011年11月18日金曜日

■【米国ブログ】日米のソフトパワー比較「今は米国が上回っている」


【米国ブログ】日米のソフトパワー比較「今は米国が上回っている」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1116&f=national_1116_065.shtml
2011/11/16(水) 11:24
  
 日本文化に詳しい米国のブログ「tokyoremix」では、日米のソフトパワーを比較し、どちらが国際関係に影響しているかを分析している。

 ソフトパワーとは国家の軍事力や経済力ではなく、その国の文化や価値観をもとに国際社会からの信頼を獲得することをいう。

 日本のアニメやゲームがソフトパワーとして国際的に広がることで、発信元の国へのポジティブな感情を深め、それが国際関係にも良い影響を及ぼすと筆者は見ている。

 しかし、その国のソフトパワーを高めるのに、ポップカルチャーがどのくらい効果があるかは疑問だという。なぜなら、アニメや漫画、ゲームは、海外での日本の政策において主役を演じることはないからだと指摘する。

 たとえ相手国のリーダーがどんなに任天堂を好きでも、国際問題に関して、彼らのスタンスを変えることはない。また、多くの米国人はアニメを楽しむが、米国のエンターテイメントと比較すると、製品やグッズが流通していない。そのため、貿易交渉で日本が優遇されるというわけではないと筆者は語る。

 一方、米国のソフトパワーは、日本では特にエンターテイメントや住宅販売での影響が大きく、ハリウッドは大きなビジネスとなっているとの見方を示している。アップルの熱狂的ファンも日本の若者たちに根付きつつある。トヨタ自動車が米自動車産業を独占したように、iPhoneは日本のモバイル市場を独占するだろうと予測している。

 筆者は最後に、ソフトパワーの効力は日米を比較すると米国の方が上回っていると思われると締めくくっている。



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