2011年12月5日月曜日

■仙谷氏ら観光戦略論議 今治でフォーラム‥愛媛


仙谷氏ら観光戦略論議 今治でフォーラム‥愛媛
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20111204/news20111204136.html
2011年12月04日(日)

 観光を切り口に地域振興策を議論する松下政経塾主催のフォーラム「観光戦略で『未来を拓(ひら)く』」が3日、今治市旭町2丁目の今治地域地場産業振興センターであり、同塾30期生の丹下大輔氏=同市出身=が市民・企業・行政の力を集めて都市再生を図る組織「今治社中」の設置などを約350人の参加者に訴えた。

 フォーラムは同氏の卒塾事業。基調報告とパネルディスカッションには、元官房長官の仙谷由人民主党政調会長代行、溝畑宏観光庁長官、上山信一慶応大教授のほか、今治からは地域史研究家の大成経凡氏、女性団体代表の菊川あずさ氏、デザイナーの村上英里氏が登壇した。

 丹下氏は2009年の入塾以来「今治から描く愛媛・日本の長期繁栄ビジョン」をテーマに研修した成果を報告。「今治社中」で地域の観光資源情報などを集約して旅行プランを企画し、市民と旅行者が観光地そのものやツアー内容を創造する「サイトメーキング型観光」を提言した。

 仙谷氏は町おこしから地域の産業が生まれた事例を紹介。「感動や楽しみも付加価値になる。それらを売れる場所をつくることが大切」と呼び掛けた。



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