2011年12月7日水曜日

■【中国ブログ】他人の時間を尊重する日本人、わが国は恥ずかしい


【中国ブログ】他人の時間を尊重する日本人、わが国は恥ずかしい
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1206&f=national_1206_133.shtml
2011/12/06(火) 13:57
  
 世界中で時間の概念が強い民族というと、ドイツ人と日本人だろう。日本人は頭のなかで時間を2種類に分けている。1つは他人の時間、もう1つは自分の時間だ。日本人は他人の時間をとても尊重し、決して無駄にしたり占用したりしてはいけないと考えている。そして自分の時間はとても細かく計画するのだ。中国人ブロガーの「sakurajp2009」さんは上記のように述べ、そう言える理由を自身のブログにつづっている。

 筆者は「日本人は会社に遅刻することはほとんどない」と述べる。統計によると、東京首都圏の通勤にかかる平均時間は1時間半以上だ。筆者は初めてこの数字を聞いた時、交通システムが発達した日本でもこんなに時間がかかるのかと驚いたそうだ。「それでも遅刻しないのは、日本人は遅刻が会社の時間を占用するものと考えているから」と分析した。

 さらに「日本人は約束の時間より早くに訪問することもない」と述べる。筆者は日本で上司とともに会社訪問をした際、約束の時間より30分早く到着してしまった。その時に上司は筆者に「ちょっと時間をつぶしましょう」と声をかけたそうだ。「もしも早く訪問して相手の何かの計画に影響が出るといけない」、「他人の時間を占用するよりは自分の時間を浪費したほうがいい」と考えるのだ。

 また筆者は「電車の運行はとても正確」と紹介する。日本の新幹線は「列車の遅れ」というと1分間の遅れを指す。なぜなら「乗客の時間を勝手に占用してはいけない」と考えているからだ。他国の状況を見るとドイツでは5分以上、イギリスは10分以上、イタリアは15分以上の遅れを指す。筆者は「中国のように飛行機、電車の遅れがありふれた情況は恥ずかしい」と述べた。

 筆者は「日本人は子どもの時から自分の時間をきちんと管理することを教えられる」と紹介したが、一方で「こうした時間の概念は決して国民性によるものではない」と指摘する。

 筆者は明治初期に日本に来たオランダ人技師たちが、「日本人には時間を守るという概念がなく、列車や社員の遅刻も当たり前だった」と供述していると紹介し、「日本は西洋の24時間制を学び、時計の普及を促し、国民に時間の概念を強めるように呼びかけた。その結果、昭和初期には現在のような時間を重んじる社会を作り出すことに成功したのだ」と綴った。



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