2011年12月3日土曜日

■花と温泉とごちそうの島:洲本・女将の会、特産品で冬の淡路PR--大阪 /兵庫


花と温泉とごちそうの島:洲本・女将の会、特産品で冬の淡路PR--大阪 /兵庫
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20111202ddlk28040438000c.html
毎日新聞 2011年12月2日 地方版

 ◇誘客へ魅力発信

 洲本温泉観光旅館連盟の「女将(おかみ)の会」(木下圭子会長)による観光キャンペーン「花と温泉とごちそうの島」が1日、大阪市北区梅田の地下街・ディアモール大阪にあるイベントスペース「ディーズスクエア」であり、女将やクイーン淡路らが通行人に特産のカーネーションやスイセンの切り花、淡路タマネギなどを配り、冬の淡路島をPRした。

 年末年始を控え、3年トラフグやスイセン、温泉など冬の淡路島の魅力をアピールして観光客を誘致しようと企画。キャンペーンには、木下会長ら女将の会や土産物店の女性メンバー、藤原道生・淡路県民局長、クイーン淡路の魚住知代さん(29)、長野愛さん(23)、洲本市役所、淡路島観光協会の職員ら約30人が参加した。

 会場には、カーネーションの切り花1000本とスイセンの切り花400本、淡路タマネギ260キロ、観光パンフレットなどを持参。女将の会やクイーン淡路らが通行人に配布し、「冬の淡路島にいらっしゃい」と呼びかけた。今年はタマネギスープの振る舞いもあり、「タマネギの風味があり、おいしい」と好評だった。

 また、淡路島の観光などに関する問題を出題したクイズ大会や、じゃんけん大会などのイベントもあり、参加者には特産品がプレゼントされた。洲本の民話に登場するタヌキ「柴右衛門」の着ぐるみも愛きょうを振りまいていた。

 木下会長は「阪神大震災の翌年からキャンペーンを続けきました。今年は東日本大震災で大きな被害を受けたが、こうして地域が頑張り続けて元気になっているというメッセージを発信していきたい」と話していた。

 ◇「宿泊、日帰りでも満喫を」 木下会長ら本社を訪問

 また、木下圭子会長らはこの日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社を訪れた。

 島南東部にある立川水仙郷(洲本市)や灘黒岩水仙郷(南あわじ市)のスイセンが見ごろを迎えるのに合わせ、同連盟は今月24日から2月末の予定で、両地区を巡る「水仙シャトルバス」を運行。洲本温泉の10の旅館と、立川300万本、灘黒岩500万本のそれぞれ野生のスイセンが香る水仙郷を結ぶ。

 木下会長は「3年かけて育てられたフグと、温泉を楽しみながら、1泊してゆっくりと、都合によっては日帰りでも淡路を満喫してほしい」と笑顔で話した。



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