2011年12月14日水曜日

■【三重】食と観光を都心でPR アンテナショップ開設


【三重】食と観光を都心でPR アンテナショップ開設
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20111213/CK2011121302000111.html
2011年12月13日

  伊勢神宮の式年遷宮が行われる2013年に合わせ、県は12日、首都圏中心部に観光と物産の情報発信拠点となる初のアンテナショップを設ける方針を県議会防災農水商工常任委員会で示した。松阪牛や伊勢エビなど全国ブランドを多数抱える「食」と県内の「観光」を中心にアピールする狙いだ。

 県によると、店舗は延べ400平方メートル程度の路面店を想定。東京・銀座など集客力がある都心部のビルの1、2階部分を複数年、賃貸借する計画で今後、具体的な場所の選定を進める。運営は民間事業者に委託する。

 情報発信スペースでは、食品、工芸品を販売するコーナーのほか、首都圏の料理人や仕入れ担当者に商品を説明するスペースも設ける。50席ほどのレストランも併設し、県特産の旬の食材を使ったメニューを提供。県内市町の観光イベントなどを行う場所も設ける。県は来年度から整備を進め、13年度のオープンを目指す。

 12日の常任委では、農水商工部の渡辺信一郎部長が「三重の情報をいかに発信していくかが重要。食と物販、観光を一体的にやらないと県の魅力が伝わらない。いかに融合させていくかを今後、検討する」と述べた。

 式年遷宮とアンテナ店開設の時期が重なる点に、県の担当者は「(遷宮は)当然意識している。相乗効果を狙い、アピールしたい」と話す。

 常設のアンテナ店舗設置は、首都圏での発信力強化を打ち出す鈴木英敬知事の肝いり事業。実験的な試みとして、東京都品川区と豊島区にある「トラベルカフェ」2店舗に期間限定の「パワーすぽっと三重カフェ」を今月15日まで設けている。



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