2011年12月11日日曜日

■信州・取材前線:スキー誘客へ苦心(その2止) 減り続ける利用者 /長野


信州・取材前線:スキー誘客へ苦心(その2止) 減り続ける利用者 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20111209ddlk20040042000c.html
毎日新聞 2011年12月10日 地方版

 ◇昨季、震災影響55万人減

 県観光企画課によると、県内スキー場の利用者数は統計がある1965(昭和40)年度の約305万人からほぼ毎年増加し、80年度に1000万人台に到達。92年度には過去最多の約2119万人を記録した。しかし、以降は減少傾向で、昨季(10年11月~11年5月)は約663万2000人(前年度比約55万人減)。シーズン中盤までは降雪も順調で前年並みだったが、東日本大震災の影響を大きく受けた。

 県は、今季に県内へのスキー伝来100周年を迎えるのに合わせ、「スノーリゾート信州」プロモーション委員会を設立。都内で6日にあった若者向け冬のファッションショーでは、スノースポーツ姿の県観光PRキャラクター「アルクマ」を登場させるなど、県内外での誘客活動に取り組む。

 リフト運営会社などでつくる県索道事業者協議会長を務める駒谷嘉宏・白馬五竜スキー場社長は「円高の影響も大きいが、中国はまだ市場を開拓する余地がある。『安全・快適に楽しんでもらう』という原点に戻り、各エリアが一体となって取り組むことが必要だ」と話す。



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