2011年12月3日土曜日

■阪堺線100周年 レトロに祝福


阪堺線100周年 レトロに祝福
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20111202-OYT8T00064.htm

 阪堺電車阪堺線の開通100周年を記念し、テープカットなどが行われたセレモニー(大阪市浪速区の恵美須町駅で) 大阪と堺を結ぶ阪堺電気軌道阪堺線(恵美須町―浜寺駅前)が1日、開通100周年を迎えた。来年以降に誕生100周年の節目となる新世界や大阪市天王寺動物園の関係者らも加わり、パレードやセレモニーで記念の日を祝った。

 阪堺電車は大阪唯一の路面電車で、通天閣のオープンを翌年に控えた1911年、新世界一帯へ観光客を運ぶため、恵美須町(大阪市浪速区)―市之町(現・大小路、堺市堺区)の9キロが開通した。

 天王寺動物園も2015年に100周年となることから昨年12月、大阪市や地域住民らが一緒にイベントなどで盛り上げようと、協働委員会を設立。この日、開通当時の明治・大正時代のハイカラ衣装を着た委員会関係者と100周年記念のゆるキャラ「ちん電くん」らが、通天閣から恵美須町駅までパレード。ファンが見守る中、一行は昭和40年代のレトロな内装に復元した記念電車で堺市方面へ向かった。

 開業時をイメージした制服で記念電車の車掌を務めた藤井茂業務部長(64)は「昔を思い出して感慨深い。今後もみなさんに愛される電車でいられるよう頑張りたい」と笑顔だった。



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