2012年1月24日火曜日

■北京市民「新年快楽!」…昨年比2倍増の爆竹170トンがごみに

■北京市民「新年快楽!」…昨年比2倍増の爆竹170トンがごみに
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0123&f=national_0123_195.shtml
2012/01/23(月) 17:37

 北京市の清掃業者、北京環境衛生工程集団有限公司は23日、春節(旧正月)大みそかの22日夜から、春節初日(初一)の午前8時30分にかけて出た、新年を迎えるために点火された花火や爆竹の残骸(ざんがい)、約170.7トンを回収したと明かした。ごみの量は、昨年よりも112.1トン多かった。中国国際放送局などが報じた。

 同社は、「爆竹ごみ」の回収に、回収車159台を導入。同社の従業員451人が作業にあたった。回収された花火や爆竹の残骸は、昨年の58.6トンの2倍以上を上回る、約170.7トンを回収した。

◆解説◆
 中国では、春節などの慶事に、邪気払いと幸福を祈念して、爆竹を鳴らす習慣がある。しかし、近年では、大気汚染や騒音、ごみの問題などもあり、行政側が、場所や時間を規制するなど対策に乗り出し、全土的に新年の「爆竹規模」は縮小傾向にあるとも報じられていた。

 一方、規制に反発する市民も依然としており、取り締まる側、取り締まられる側との間で毎年、「いたちごっこ」が繰り広げられているという。




■年越しの事故多発…目立つ「違法・大威力」の爆竹=北京
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0123&f=national_0123_148.shtml
2012/01/23(月) 15:04
  
 中国では年越しを花火や爆竹で祝う習慣がある。特に盛んなのが春節(旧正月、2012年は1月23日)を迎える夜だ。当局は安全性などに関する規制や都市部での規制を行っているが、それでも事故が絶えない。負傷者治療の特別体制で臨んだ北京市内の同仁病院医師によると、違法に製造・販売された大威力の爆竹による事故が目立つという。中国新聞社が報じた。

 同仁病院によると、22日午後11時30分までに、花火や爆竹の事故による負傷者11人を治療した。重傷者の多くは打ち上げ花火や違法に製造・販売された大威力の爆竹によるものという。

 多くは顔面の負傷だ。特に目の損傷は障害が残る可能性もあり、深刻だ。眼外傷科の盧海主任医師によると、「許可を取ってる正規の爆竹などならば普通、顔がこんなにめちゃくちゃにならない」、「負傷者によっては見ただけで分かる。打ち上げ花火や販売が禁止されている巨大威力の爆竹によるものだ」という。

 眼外傷科の別の医師によると、22日午後6時ごろに搬送されてきた患者は、2カ月前に治療を終えた男性だった。右の眼球の負傷で手術をしたが非常にうまくいき、視力も1.0にまで回復していた。打ち上げ花火の事故で、手術して回復したばかりの右目を再び損傷した。状態は深刻だ。同医師は「自分がとても満足した芸術作品が、数日後に壊されて面影もなくなってしまったような気持ちです。まだ若い人なのに」とくやしがった。

◆解説◆
 本文中の「大威力の爆竹」は通常「二〓脚(アルティーヂァオ)」と呼ばれる。円筒形で直径は5センチメートル、長さは20センチメートルほどのものが珍しくない。火薬は2層になっており、まず下部の火薬が爆発して上方に飛び、空中で上部の火薬が爆発し、大音響をあげながら飛び散る。品質に問題がある場合、点火した途端に地上で爆発する場合がある。(〓は足へんに「易」)



0 件のコメント:

コメントを投稿