2012年1月3日火曜日

■【中国ブログ】日本製品をボイコットする中国人をボイコットする


【中国ブログ】日本製品をボイコットする中国人をボイコットする
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0102&f=national_0102_023.shtml
2012/01/02(月) 11:04
  
 中国の有名歌手である韓紅氏がこのほど、日本を激しく罵り、日本製品をボイコットするとマイクロブログ(中国版ツイッター)に書き込んだことが大きな反響を呼んでいる。中国人ブロガーの「葉楚華」さんは「日本製品をボイコットするのはまちがい」と述べ、「日本製品をボイコットする中国人をボイコットする」とつづっている。

 筆者はまず韓国の例を考えるように勧める。メディアを通して見ると、韓国人は日本製品のボイコットを呼びかけているように見えるが、実は論争は論争、交流は交流と割り切っていると主張。その証拠に日本の韓国への輸出額は2007年には542億ドルに達し、これは韓国の日本への輸出額の2倍であり、日本から輸入額を人口1人当たりに換算すると中国の13倍にも相当すると述べ、「韓国は民族の恨みと対外貿易を切り離して考えている」と主張した。

 さらに筆者は、「中国は日本の投資をボイコットできない」と指摘。中国市場の日本製品はその大部分が日本の企業が中国で生産したものであり、中国が日本へ輸出しているのは農作物や衣類などの労働集約型の製品だ。「もしも日本製品をボイコットするというならば、これらの製品の生産に携わる中国人の反感を買うことになる」と分析する。

 また筆者は、「日本企業を中国に導入しているのは中国政府の方針」という点も指摘する。もしも日本企業が中国を害するというならば、それは疑いなく中国政府を裏切り者扱いすることであり、日本企業はその利益の大部分を中国に還元している以上、本質的に中国の企業と何ら変わりはない。筆者は「それゆえに『日本製品のボイコット』を呼びかけることは表面上は『反日』かもしれないが、実際は『反中』を意味するのだ」と指摘している。



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