2012年1月2日月曜日

■【仏国ブログ】激動の1年「日本の震災、独裁者の死、荒れた欧州」


【仏国ブログ】激動の1年「日本の震災、独裁者の死、荒れた欧州」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1230&f=national_1230_034.shtml
2011/12/30(金) 10:02
  
 2011年は世界的にも大きなニュースが多い1年だった。時事問題などを扱うフランスのサイト「topito」では、世界を震撼させた重大ニュースを振り返っている。

 筆者がまず挙げているのが、日本の東日本大震災だ。激動の2011年を象徴するような出来事だったと述べている。地震、津波に続く原発事故も含めて、復興には長期間かかると、災害の規模の大きさを伝えている。

 そして、欧州連合(EU)にとって激震だったのは、ギリシャの通貨危機だった。2010年から国際的にも表面化し、格付会社がギリシャの等級を下げた。10月には、ギリシャ政府が財政赤字削減目標が未達と発表するなど、依然として打開策が見出せない状況にある。ギリシャをEUから離脱させることを真剣に考える時期にきたのではないか、と記している。

 一方、欧州連合内でも経済が安定し、通常大きなニュースはほとんどないノルウェーで、7月に発生したノルウェー連続テロ事件を挙げている。69名が死亡したウトヤ島での銃乱射は、世界中を震撼させたと伝えている。

 欧州連合内のニュースとして、イギリスで8月に発生した暴動についても触れている。イギリスの若者を中心とした層がデモを行い、これが暴動に発展した。筆者は、このニュースからは一見秩序があるように見える、イギリス社会や経済に潜む危うさが露見したとの見方を示している。

 また、多くの死者を出し、カダフィ氏が壮絶な最期を遂げたリビアの内戦を挙げている。しかし、悪かった部分を出し切り、よい未来に向けての一歩を踏み出せることになったと述べた。それまでの独裁体制に批判的だったフランスの考えが、記事にも反映されている。

 さらに、いまだに衝撃が冷めていない北朝鮮の金正日総書記の死亡についても記している。筆者は、北朝鮮の国民を「自分たちの脳で考えることをやめてしまった人々」と表現。彼らにとって金総書記の死は大きな出来事だが、金総書記の三男、金正恩(キム・ジョンウン)氏が最高指導者となったことによって、今後も北朝鮮が核武装や独裁体制で世界を脅かす存在であり続けるのだろうと記している。



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