2012年1月21日土曜日

■日本風?あっさりラーメンブーム=食生活多様化の影響も-韓国



日本風?あっさりラーメンブーム=食生活多様化の影響も-韓国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2012012100084
2012/01/21-09:15

 【ソウル時事】日本以上に即席ラーメンが「国民食」となっている韓国で今、淡泊な白いスープのラーメンがブームになっている。これまでは日本でも販売されている「辛ラーメン」など真っ赤で辛いラーメンがほとんどだった。背景として、食生活の多様化や日本食が若者に人気を呼んでいることなどが指摘されている。

 韓国の1人当たりの即席ラーメン消費量は年間約70食(2010年)で世界1位(日本は5位)。1960年代以降、軍隊での間食や学生、サラリーマンの夜食など、高度成長とともに韓国の即席ラーメン市場も拡大してきた。

 唐辛子を使った辛い料理が一般的な韓国では、即席ラーメンも、食べると汗が噴き出す真っ赤なスープが大部分。しかし、昨年7月、長崎チャンポン風の「ナガサキチャンポン」、同8月に鶏がらスープの「ココ麺」が相次いで発売されて大ヒット。サムスン経済研究所は11年のヒット商品として、最新スマートフォンや「K-POP」などを抑え、1位に「ココ麺」を選んだ。

 ソウルの若者が多い街では、日本を含めた多国籍の料理店があり、ラーメン店や居酒屋なども人気。「韓国調理士官専門学校」の安成洙教授は「韓国人の食の好みが多様化し、日本風ラーメンも受け入れられるようになった」と解説。さらに、健康志向ブームの高まりで、刺激的な赤いスープより好感を持たれたのではないかと指摘した。




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