2012年1月9日月曜日

■中国青年記者の日本訪問記(1)「東京も上海も同じだと思ってた」


中国青年記者の日本訪問記(1)「東京も上海も同じだと思ってた」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0108&f=national_0108_066.shtml
2012/01/08(日) 13:56
  
 昨年12月、中国のメディア青年代表団が日本を訪れ、1週間にわたって日本国内企業や放送局の視察や日本文化の体験を行った。日本視察に参加した広東省のメディア・南方網の記者は同サイトに「日本の細やかなサービスに感銘を受けた」とする手記を掲載した。

 記者は冒頭、来日前には「東京は賑やかな大都市で、北京や上海と何の違いもない」と考えていたが、1週間の滞在で「日中両国には『ソフト面』で違いがあることを思い知らされた。日本のサービスが深く印象に残った」と認識を改めたことを告白した。

 記者の「日本式サービス」に対する驚きは、日本へ向かう全日空の飛行機から始まった。飲み物などのサービス要求すると乗務員がすぐさま駆けつけ、腰を曲げて要求を傾聴してくれ、要求を満たせなかった時は申し訳なさそうに謝る……こんなやり取りに「心が温まった」と振り返った。

 日本到着後、どこのホテルや商店でも出入りするときにはいつでも、たとえ物を買わなかったとしても、従業員がにこやかにお辞儀してくれたり、頭を下げて謝ってくれたりすることにさらなる驚きを覚えたようだ。送迎バスの運転手さえも、一行が乗り降りするたびに「お疲れ様でした」と声をかけてくれることに触れ、「運転手さんは毎日一体誰だけこんな挨拶をしているのだろうか」と考えてしまったという。




■中国青年記者の日本訪問記(2)「思いやりのサービスに衝撃」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0108&f=national_0108_067.shtml
2012/01/08(日) 13:56
  
 昨年12月の中国メディア青年代表訪日団に参加し、日本に1週間滞在した南方網の記者。日本のサービス精神に対する驚きは、礼儀や笑顔といった表面的な部分にとどまらなかった。

 記者は、日本人のサービスは細かい部分にまで配慮が行き届いており、「客が何を求めているかという点から出発する、客のことを考えた思いやりのサービスだ」と評価。ホテルのチェックイン時のサービス、トイレの曇り止めガラスや暖かい便座、ボタンで調節ができる洗浄便座、洗面台の消毒液や飾り花などを「心温まるサービス」として列挙した。

 さらに、移動中のバスの中で聞いた「日本で物を落としても、たいがいは落とし主の所に戻ってきます」というガイドの説明にも言及。ホテルではゴミ箱に捨てるか『不要』と書いて部屋に残したもの以外は落し物として扱われ、送料無料で客の所に届けてくれるという説明を聞き、「じゃあ帰国日にはトランクを部屋に置いて行けば、送ってくれるからいいね」などと冗談を飛ばしながら「こういったサービスに身震いを覚えた」と記した。




■中国青年記者の日本訪問記(3)「日本民族の素養を痛感」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0108&f=national_0108_068.shtml
2012/01/08(日) 13:56
  
 「深い印象を覚えたもう1点は、日本のサービス業従事者は自身の職務に忠実で非常に誇りを持っているという点だ」……中国のメディア青年代表訪日団に参加した南方網の記者は、神戸のホテル滞在時の出来事を振り返った。

 同行者とホテル付近のスーパーマーケットに買い物に出かけようとしたが、地図を見ながら探してもどういうわけか見つからない。ホテルのスタッフが道のりを説明してくれたのだが、自分たちが茫然としている様子を見て、わざわざホテルから10分ほどかかるスーパーマーケットまで連れて行ってくれたのだ。到着すると、スタッフはいそいそと小走りでホテルに戻っていった。

 ホテルのトイレを詰まらせてしまい、フロントに連絡したところ、1分足らずでスタッフがやってきた。スタッフはまず謝り、それから速やかに私たちにタオルをくれ、地面にひざまづいて真剣に掃除してくれた。処理が終わってその場を離れる時も、なお申し訳なさそうな表情を浮かべて謝罪の意を示した。

 記者は最後に、たった1週間の滞在だったにも関わらず「ほんの些細なサービスでも、そこから民族の内面的なものや素養がにじみ出ていた」と感想を述べた。そして、現在「ソフトパワーを強調」している中国は「こういったサービスから何かのヒントを得られるのではないか」と結んだ。



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