2012年1月23日月曜日

■春節で中国人の来韓急増


春節で中国人の来韓急増
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/21/2012012100275.html
2012/01/21 09:20

商店街は旧正月休み返上
ソウル市内の繁華街に中国人殺到


中国語話せるスタッフ増員、ディスプレーも中国人好みに

最近ではソウル市内で商売を営む人々にとって、中国の春節連休とぶつかる旧正月は休みではなく書き入れ時だ。ソウル市中区にある明洞商店街も、春節連休で韓国を訪れる中国人たちでにぎわっていた。

 「この周辺では旧正月(今年は1月23日)連休に休むお店はない。中国人のお客さんが大勢来るからね」

 ソウル市中区の南大門市場でかばん店を営むイさん(56)は、2年前から旧正月も休まずに営業している。中国最大の年中行事、春節(旧暦の1月1日)の大型連休(今年は22―28日)を迎え、中国人観光客が殺到する書き入れ時となるからだ。イさんは20日「中国人観光客はかばんを1度に10個くらい買っていく。市場の商売人たちは、旧正月の連休を、休みではなく書き入れ時だと言っている」と話した。

 東大門市場一帯の大型ショッピングモールも朝からにぎわっている。あるショッピングモールの関係者は「中国人観光客は人数が多い上、太っ腹なため、最高の顧客。今回の旧正月連休にも非常に期待している」と語った。明洞のある大型ファッション店でマネージャーを務めるキムさん(33)は「中国人観光客が通常の2倍ほど来店する上、一度に100万―200万ウォン(約6万7800―13万5700円)ほど買っていくため、売り場のディスプレーをあらかじめ中国人の好みに合わせてある」と説明した。店頭には「中国語可能」という貼り紙もある。

 ソウル市内のある大手デパートは20日から、中国人向けの春節用の歓迎あいさつを書いた垂れ幕を作成し、出入り口や外壁、周囲の街灯などに設置したほか、中国語の通訳スタッフを増員するなど、春節連休に向けた大々的な販売促進活動に乗り出している。

 韓国観光公社によると、今回の春節連休中に中国から訪れる観光客は、約4万5000人に上るとみられる。これは昨年(3万3118人)に比べ30%以上多い人数だ。中国と同様に旧暦で正月を祝う台湾やベトナムからも観光客が押し寄せるため、合わせて5万人以上の外国人が韓国で連休を過ごすとみられる。



0 件のコメント:

コメントを投稿