2012年2月6日月曜日

■BBCは再放送だらけ―ついに61%に


BBCは再放送だらけ―ついに61%に
http://www.japanjournals.com/index.php?option=com_content&view=article&id=1891:126bbc61&catid=37:uk-today&Itemid=96
2012年 1月 26日(木曜日) 16:56   

英公共放送「BBC」局の番組中、再放送が占める割合が平均して61%に達していることを「デイリー・メール」紙が伝えた。

「情報公開法」により、今月中旬に「BBC」局が発表した統計によりわかったもの。

それによると、「BBC2」の番組のうち、56%は再放送であり、5年前の30%と比較すると大幅に増加。主要局の「BBC1」ですら、再放送が3分の1を占め、ゴールデンタイムの再放送も徐々に増えているという。

公共放送として、消費者からの視聴料を有効に使い、新番組の制作に励むべきとされるだけに、「BBC」局の姿勢そのものが疑われる形になっている。

同局の経営陣は、経営建て直しのため、合計13億ポンドを削減する必要があり、再放送の番組数を増やさざるを得ないと説明していた。

また、デジタル・チャンネルの再放送番組の割合がきわめて高いことから、廃止を求める声もあがっている。例えば、2011年に「BBC3」局で新たに制作された番組の割合はわずか15.8%、「BBC4」局では21.2%だった。

しかし、同局の広報担当は「再放送は異なる視聴者層に届くようにスケジュールが組まれ、同じ時間帯に放送されることは少ない。それに、『BBC1』ではゴールデンタイムの91%以上が新番組だ。視聴者は、見逃した番組をまた見る機会を持つことに価値を見出すはず」と弁明している。


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