2012年2月16日木曜日

■大阪府、りんくうタウンに外国人対応の医療拠点整備を計画


大阪府、りんくうタウンに外国人対応の医療拠点整備を計画
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120216-OYO1T00177.htm?from=top
2012年2月16日  読売新聞


2014年度オープン目指す

  大阪府が、関西空港対岸の産業用地「りんくうタウン」(同府泉佐野市など)に、最先端のがん治療などが受けられ、外国人患者にも対応できるメディカルセンターの整備を計画していることがわかった。建設は民間が行う。関空を利用して来日する中国人富裕層らをターゲットに医療通訳も置き、観光とセットにした「医療ツーリズム」の拠点施設とする。府は2012年度予算案に10億円の補助金を計上。14年度のオープンを目指す。

 メディカルセンターは10階建て。8500平方メートルの府有地を民間業者が買って建設し、府が建設費に補助金を出す。血管内で血液の流れを止める専門的ながん治療で知られ、世界中から視察が相次ぐタウン内の「ゲートタワーIGTクリニック」が同センターに拡張移転して中核施設となるほか、同じくタウン内にある「りんくう総合医療センター」の医療通訳の養成拠点も同センターに移設。中国語や英語での診療に対応できる通訳を育てる。

 さらに、漢方や食事療法、先端設備による健康診断などのサービスが提供できる事業者や、旅行業者をテナントとして誘致する。外国人観光客を対象に、ウオーキングと関西観光を組み合わせたツアーなど「健康」をキーワードにした企画も府が後押しするという。


0 件のコメント:

コメントを投稿