2012年2月12日日曜日

■中国製はしに基準値超える発がん性物質


中国製はしに基準値超える発がん性物質
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/11/2012021100372.html
2012/02/11 09:05

 基準値を超える発がん性物質を含む中国製の合成樹脂はし約1万膳が市中に流通していたことが、食品医薬品安全庁京仁地方庁の調べで10日、明らかになった。

 同庁が昨年3-10月に韓国で市販されている合成樹脂製の台所用品、食器387品目を対象として、有害物質検査を実施した結果、中国製のはしとニンニク粉砕機から発がん性物質が検出された。

 このうち、A社が輸入した中国製のメラミン樹脂はし(製品名JINGPIN)からは、ホルムアルデヒドが基準値(4.0ppm)の3倍以上の14.6ppm検出された。

 国際がん研究機関(IARC)は、ホルムアルデヒドを発がん性物質に分類しており、基準値以上の発がん性物質に継続的に接触した場合、がんを発病する確率が高まるとされている。食品医薬品安全庁の関係者は「中国製はしを高温の食事に使用した場合、発がん性物質が溶け出す可能性が高まる」と指摘した。

 同庁は発がん性物質が検出された製品の回収、破棄を命じたが、はしは10日現在で輸入量200キロのうち1.2キロが回収されたにとどまっている。はし1膳は約20グラムのため、輸入量は1万膳に相当し、そのうち60膳だけが回収された計算だ。

 同庁添加物基準課のチョン・デフン研究官は「中国産の木製はしは2008年から基準を強化し、厳しい検査を経て輸入されているため、心配する必要はない」と指摘した。



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