2012年2月16日木曜日

■観光客相手の“ぼったくり”常態化…行政「見ぬふり」=中国


観光客相手の“ぼったくり”常態化…行政「見ぬふり」=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0214&f=national_0214_140.shtml
 2012/02/14(火) 15:07

 中国の有名観光地などでは、客に法外な料金を求める“ぼったくり”が横行している。法律問題の専門紙「法制日報」がポータルサイトの捜狐と共同で行ったアンケートでは、回答者の9割が「観光中に“ぼったくり”に遭遇した」と意思表示をした。“ぼったくり”現象の原因として7割が行政側の「見て見ぬふり」を挙げた。中国新聞社が報じた。

 1月下旬から2月上旬にかけての春節(旧正月)の連休期間だけで、インターネットなどに海南省三亜市、江蘇省蘇州市など、全国の“名だたる”観光地でぼったくりの被害にあったとの書き込みが寄せられた。

 タクシーの運転手に海鮮料理店を案内されたところ、食材の重さに応じて料金が設定されているかに料理で、「『1900グラムのかに』として料金を請求されたが、どう見ても300グラム程度の小さなかにだった」などの、「ぼったくりの実態」も多く紹介された。

 法制日報などの調査では「観光中に“ぼったくり”に何度もあっている」と回答した人が全体の48.5%、「たまに“ぼったくられ”る」が44.1%で、合計で回答者の約9割に達した。「基本的に“ぼったくられ”たことはない」と回答した人は7.35%だった。

 観光客相手の“ぼったくり”常態化の原因については20.19%の人が「地方における観光経済のいびつな急発展と功利主義の結果」との考えを示した。「行政の監督管理部門が長年にわたり『見て見ぬふり』を続けた」は73.2%だった。



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