2012年2月2日木曜日

■大阪城、「正庁の間」と一体活用


大阪城、「正庁の間」と一体活用
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20120202-OYT8T00042.htm
(2012年2月2日  読売新聞)

 橋下大阪市長は1日、国特別史跡・大阪城公園(大阪市中央区)内で遊休状態となっている旧市立博物館について、公園近くの府庁本館の大広間「正庁の間」とともに、大阪に観光客を呼び込む都市魅力拠点として活用する構想を明らかにした。

 旧市立博物館は、旧陸軍第4師団司令部庁舎として1931年に完成した洋風建築で、ロマネスク様式の重厚な外観が特徴。60年に博物館としてオープンしたが、博物館機能の移転に伴い、2001年に閉館した。一方、正庁の間は1926年の完成当時の壮麗な装飾が復元されて、先月下旬から一般公開されている。

 橋下市長は、報道陣に対し、「使っていない市立博物館を、府庁の建物や、復活して話題になっている正庁の間とともに活用し、大阪城公園の全体構想を描きたい」と述べた。

 また、史跡を所管する文化庁が、大阪城天守閣近くの本丸で長年営業している売店について「景観上好ましくない」と指摘しているため、橋下市長は、売店を本丸の区域外に移転させる考えを明らかにした。



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