2012年2月17日金曜日

■【独女通信】このままじゃ婚期を逃す!? 趣味に走るオタク独女


【独女通信】このままじゃ婚期を逃す!? 趣味に走るオタク独女
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0216&f=national_0216_122.shtml
2012/02/16(木) 15:07
  
 ここ数年「価値観が多様化している」とよく言われているが、確かに国民みんなが夢中になるような社会的な大流行というのもなくなり、各自がいろいろなものを勝手に好む傾向が強くなった。そしてその好みがマニアックであったり、異様に固執していたりすると“オタク”や“マニア”という呼ばれ方をするわけだが、そういった人たちはこれまで女性より男性が圧倒的に多かった。なぜなら男性に比べて女性は物に対する執着心が薄く、また移り気だからだ。

しかしここ数年、女性でも1つの趣味に執着し、人生の生きがいをすべて捧げてしまうタイプが増えているような気がする。例えば鉄道マニアの女性版“鉄子”や、歴史好きの女性“歴女”などは、その類に入るのではなだろうか。それが悪いことかと言われればまったくそんなことはないが、女性の場合は大きな問題があることは間違いないだろう。それは“婚期を逃しやすい”ことだ。

 「サッカー観戦が趣味」という桜さん(28歳)。シーズンが始まるとプロのJリーグを中心に、ユースに大学、さらには社会人サッカーリーグのJFLまで網羅。昨年だけでなんと60試合は足を運んだという。

「キッカケは10年前にテレビで日本代表の試合を観て、ある選手を好きになったこと。そこからその選手が所属するチームを応援するようになったんですけど、そのうちユースチームを応援するほうが楽しくなっちゃって。ユースの選手って基本高校生だから、卒業したらプロになったり大学に進んでサッカーしたり、JFLのチームに入ったりするんですよ。で、その進路での活躍も観たい! ってなったらこんなことになっちゃいました(笑)。当然、休日は全部サッカー観戦で、他のことは一切やっていません」
桜さんは現在社会人で、休日だけでなく時には有休をつかってサッカー観戦することも。当然自分の恋愛までは意識がいかず「彼氏はもう5年くらいいない」という。

 一方「彼氏いない歴4年。さすがにマズイと思って最近街コンに参加しました」と語る、洋子さん(34歳)の趣味は“音楽”。学生時代スピッツにハマり、ライブに行った時に「洗礼をうけた気分になりました」と、音楽オタク道へ。そこからJ-POPを中心にさまざまなアーティストの音楽を愛し、休日になると仲間とライブへ足を運ぶという。

「仲間はほとんどインターネットで知り合った音楽仲間。ほかの友達はほとんど結婚していて遊んでくれないので(笑)。街コンもその仲間のひとりと参加したんですけど、結局『ライブのほうが楽しいね』という結論。でもいいかげんにこんな価値観だと本当に結婚できなくなりそう」

 このように何年にもわたってどっぷり趣味に使ってしまうと、なかなか恋愛に目が向かないという事態になりやすいのだ。趣味で私生活が十分満たされているので寂しさもなく、気がついた時には結婚適齢期が過ぎている危険性は大きい。

 しかし、中にはここ数年でハマってしまったというパターンもあるだろう。久美子さん(30歳)もそんな1人で、彼女の趣味は“鉄道”。キッカケはつい最近まで交際していた彼氏の影響だったという。

「彼氏が鉄ヲタで、休日になるとしょっちゅう一緒に電車に乗ったり写真を撮ったりしていましたね。最初は興味なかったんですけど、なぜか私も次第に『新幹線のつばめ、ステキ!』とか『はやぶさ乗りたい』とか思うようになってきまして」

 しかしその彼とはつい最近破局。それでも久美子さんは「鉄道が好き」と語る。

「この前も友達と九州に鉄道旅行したんですよ。カメラ片手に楽しかったですねー。ちなみに友達も鉄道好きなんですけど、もともとは彼氏の鉄道仲間だった子。元彼とも未だに友達として付き合っていますよ」

そして久美子さんもやはり「当分は仲間とワイワイ鉄道の旅をしたりして楽しみたいから、彼氏はいなくてもいいかも」と、早くも恋愛に後ろ向きな兆候がみえる。

 人生において“趣味”があることは幸福だ。自己紹介をする際も“趣味”を聞くのは基本中の基本。だから履歴書にだって必ずその欄が存在する。

 しかし女性にとって問題なのは、それに熱中するあまり「結婚は二の次」となってしまう危険性があること。とはいえ結婚だって別にしなくてはいけないというものでもなく、趣味に人生をささげる生き方があって悪いことはないのかもしれない。ただ、音楽が趣味の洋子さんのように、ふと「このままじゃ結婚できない」と焦った時、どうするのか。趣味は何年後も変わらず存在するが、婚期は逃すとけっこうしんどい。どちらをとるのか、そこか問題なのかもしれない。



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