2012年2月13日月曜日

■SF市のプラ製レジ袋禁止、全小売店に拡大へ


SF市のプラ製レジ袋禁止、全小売店に拡大へ
http://www.usfl.com/Daily/news/news_43.asp
2012年02月10日 18:12 米国東部時間

 サンフランシスコ市議会はこのほど、全米に先駆けて2007年に導入したプラスチック製レジ袋に関する規制を強化し、大小すべての小売店における使用を禁じる条例案を可決した。ごみの量と処理コストの削減が狙い。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、現行の条例は大手のスーパー、ドラッグストアに対してのみ使用を禁じているが、今年10月からはすべての小売店が客にプラスチック袋を提供できなくなるほか、2013年からはレストランにも適用される。また、紙袋を提供する場合は10セントの料金徴収を義務付けられる。

 最近は、紙も含めた使い捨てレジ袋を減らす動きが全米で強まっており、07年にサンフランシスコで初めて規制ができて以来、ワシントンDCやサンノゼなどを含む都市がより厳しい規制を導入している。

 今のところ、地元商店の反応はまちまち。エド・リー市長が住むグレンパークのスーパー「キャニオン・マーケット」は現在、環境に優しいと考えられる再生材料のレジ袋を使っているが、新条例ではそれさえも禁止される。共同オーナーのジャネット・ターロフ氏は「客の選択肢が少なくなるのが心配。いろいろ考え合わせても良くないアイデアだと思う」と話した。

 一方、ノイバレーの青果店「チャーチ・プロデュース」のオーナー、ジョージ・セペティス氏は「経費が節約できて環境からはプラスチックを減らせることになるのだろう」と、この変化を歓迎している。同店は客に条例改正を知らせる意味も込めて、再利用可能な買い物袋約1000枚配布する予定だ。


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