2012年3月1日木曜日

■中国人観光客を取り込め:中国人インバウンド市場は回復した



中国人観光客を取り込め:中国人インバウンド市場は回復した
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0301&f=column_0301_009.shtml
2012/03/01(木) 09:59
 
 1月23日から1週間にわたって中国では旧正月(春節)の長期連休となりました。春節期間中は多くの中国人観光客が日本へ旅行に訪れるシーズンですが、2012年の春節は東日本大震災の発生後における初の春節ということもあり、訪日客数の動向には大きな注目が集まりました。

 日本政府観光局(JNTO)は2月17日、12年1月における訪日外客数の推計値を発表しました。訪日外客数全体では前年比4.1%減の68万5000人、震災直後よりはずいぶん回復しましたが、未だに震災の影響から完全に脱したとは言い難い状況です。

 一方、国別に見てみると、中国は前年比39.6%増の13万8400人、台湾は同29.6%増の12万5900人、香港は同40.9%増の4万8500人となり、中華圏からの訪日客数は大きな伸びを示しました。

 中華圏以外からの訪日客数が軒並み前年割れとなっている背景のもとで、中国からの訪日客数が11年11月から前年実績を大きく上回る伸びを示していることを考慮すれば、中国人インバウンド市場は一定の回復を見せていると判断しても良いでしょう。

 中国からの訪日客数は旅行商品の低価格化もあって増加傾向にありますが、報道によれば、一部の商業施設では2011年末の中国人の来店客数が前年同月比10%増、売上高は30%増となるなど、注目が集まる消費もすでに回復しているようです。

 次回からは中国人観光客を集客するための具体的な方法について考えていきたいと思います。




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