2012年3月5日月曜日
■韓国即席麺市場、白いスープの「ココ麺」減速
韓国即席麺市場、白いスープの「ココ麺」減速
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/03/05/2012030500548.html
2012/03/05 09:06
「長崎チャンポン」の人気上昇
韓国の即席麺には珍しい白いスープが人気だった韓国ヤクルトの「八道(パルド)ココ麺」の人気が減速し、長崎チャンポンが急浮上―。
ある大型スーパーマーケットが集計した即席麺の売上高によると、昨年12月に11億9000万ウォン(約8720万円)を売り上げ、首位に立った「ココ麺」の売上高が今年2月には3億1000万ウォン(約2270万円)まで減少した。ココ麺が袋麺市場に占める売り上げシェアは昨年12月に10.6%まで上昇し、農心「辛ラーメン」(16.8%)に次ぐ2位に浮上したが、2月には8位(3.7%)に後退した。
この大型スーパーでは2月、白いスープ系の商品では、三養食品の「長崎チャンポン」が首位になり、ココ麺はオトゥギ「キス(鶏絲)麺」、農心「フルルクカルグクス」にも抜かれ、4位にとどまった。
韓国ヤクルトによると、ココ麺の販売量は昨年12月の2000万袋をピークに、今年2月には1400万個に減ったという。ココ麺の販売急減を受け、同社は3月から割引、無料贈呈キャンペーンに入った。大型スーパーでは、5袋で3950ウォン(約290円)だった小売価格を20%近く値下げし、1袋をおまけに付けるキャンペーンを実施している。ロッテマートが6個3550ウォン(約260円)で先陣を切ると、イーマートが3180ウォン(約233円)で追随した。
韓国ヤクルト関係者は「競合社はこれまで5個買うと1個おまけの販促キャンペーンを実施してきたが、ココ麺はそうしたプロモーションを全く行わなかったため、販売量がやや減少した」と説明した。
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