2012年3月2日金曜日
■カジノ誘致
■“小沢と橋下”ビミョ~な関係…連携模索のはずが政策にケチ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120229/plt1202291155003-n1.htm
2012.02.29
大阪市の橋下徹市長(42)が、経済再生の切り札として「カジノ誘致」に本気になっている。ラスベガスやマカオのように、多数の観光客を呼び込み、都市活性化の起爆剤にしようというのだ。橋下氏率いる「大阪維新の会(維新)」が掲げた「維新版・船中八策」とともに、今後の展開が注目される。こうしたなか、民主党の小沢一郎元代表(69)が、維新八策の「首相公選制」にケチをつけた。
「僕たちの任期中に(誘致への)道筋を付けたいので、協力してもらいたい」
橋下氏は28日、香港のカジノ運営会社「メルコクラウンエンターテインメント」のローレンス・ホー最高経営責任者(CEO)と会談し、こう呼びかけた。ホー氏も「大阪への観光客が増えるよう一緒にやっていきたい」と応じた。
会談は府公館で行われ、維新幹事長である大阪府の松井一郎知事(48)も同席した。
府によると、同社はマカオでカジノを含む統合型リゾート施設を経営。橋下氏は府知事時代から海外出張のたびに視察するなどカジノ誘致に意欲を示しており、同社側から会談を持ち掛けた。
橋下氏は、カジノ誘致の候補地として、大阪湾岸の人工島・夢洲(ゆめしま)地区(此花区)を検討しているとされる。明確な試算はないが、トータルの経済効果は数千億円とみられている。
一方、小沢氏は、橋下氏らの「維新八策」の中身に異論を唱えた。
小沢氏は28日、国会内で憲法をテーマに講演し、維新八策の中に「首相公選制」があることに触れ、「国民に直接選ばれた人は名実ともに元首だ。天皇制との兼ね合いから政治論としても大きな議論になる」と述べ、実現は困難だとの認識を示した。
次期衆院選をにらんで、小沢氏は橋下氏との連携を模索していたが、何か、両氏の関係に変化でもあったのか。
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