2012年3月1日木曜日

■【仏国ブログ】日本の牛肉がおいしい理由「こだわりが生み出した」



【仏国ブログ】日本の牛肉がおいしい理由「こだわりが生み出した」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0301&f=national_0301_073.shtml
2012/03/01(木) 10:35 サーチナ
 
 食に関するフランスのサイト「fureur des vivres」では、魚介類が多く食べられていると考えられている日本では、牛肉も大変おいしいと紹介している。

 筆者はまず、日本では仏教への厚い信仰があった天武天皇により7世紀後半に肉食が禁止され、それ以後明治時代になるまでは魚介類や、鶏肉などが食べられていたとの背景を説明。

 その後、鎖国を経て外国に門戸を開いた明治時代に、明治天皇が牛肉が好きだと発言したことで、牛肉が日本で広まっていったと語る。

 開国は、日本にとっては単純に外国との貿易を再開した以上の意味があったと表現。この期間は、西洋化があらゆる分野で進んだ時期であり、政治や経済から文化や農業まで、この影響が及んだと記している。

 こうした中、欧米人と比較して、日本人の体格が小柄であることが指摘され、これは肉食による動物性たんぱく質の摂取量が少ないためではないかと考えられるようになり、肉を食べることを推奨されるようになったと説明。

 これ以後、日本人のおいしい牛肉作りに対するこだわりが始まったと語る。日本にそれまで存在していた古来種と外来種との交配など、日本人は完璧な牛肉を求めてとてもこだわり、現在の但馬牛や黒毛和牛など、外国の牛よりもおいしい牛肉を生産することに成功したとつづっている。

 筆者は、明治時代以後における日本では、牛肉は近代化の象徴と言えると記している。明治維新後、努力して近代化を果たし、戦後には世界でも有数の経済大国へと伸び上がった日本と、牛肉が一般化され、交配を経て世界でも有数のおいしい牛肉の生産地となった日本の姿を重ねて伝えている。




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