2012年3月14日水曜日

■エコノミスト誌の都市経済力ランク、中国勢が上位独占―中国


エコノミスト誌の都市経済力ランク、中国勢が上位独占―中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0314&f=national_0314_047.shtml
2012/03/14(水) 11:17
  
 英国誌「エコノミスト」の調査機関(EIU)が13日、「世界の都市競争力」調査報告を発表した。その中の経済競争力部門で天津市が1位に輝いたほか、トップ20に中国大陸の12都市がランクインした。中国網が伝えた。

 「世界の都市競争力」調査は世界120の都市を対象に、経済力、人材資源、金融産業成熟度、インフラ建設、社会・文化的特性、環境や自然の危害など31の指標について調査し、まとめたもの。全ての指標を考慮した総合部門では、米国ニューヨークが1位に輝き、2位に英国ロンドン、3位にシンガポールと続いた。上位30都市中、欧米勢が24を占め、中国大陸では北京の39位が最高だった。

 一方、経済競争力部門では天津市が1位、深セン市が2位、大連市が3位と中国勢が上位を独占。トップ20のうち15都市がアジア勢、さらに12都市が中国勢だった。欧米では唯一ニューヨークがトップ10入りして4位、東京は8位だった。

 「もっともな結果だ」と語った中国・対外経貿大学国際経済研究院の姜栄春副教授は、天津市の2011年GDP成長率が16.5%と中国で最も高い数値だったことを紹介した。

 姜副教授はまた、「さらに重要な原因は、これらの都市が経済モデルの転換に成功したことだ。既存産業を早期にレベルアップし、高いレベルの経済発展を実現した」と説明。3位の大連市を例に挙げ、「90年代末からソフトウェア産業、アウトソーシング産業を発展させ、同クラスの都市中で最も多く、かつ有効に外資を利用した都市だ」と語った。



0 件のコメント:

コメントを投稿