2012年3月13日火曜日

■【米国ブログ】日本のホラー映画「思慮深いストーリー性が魅力」


【米国ブログ】日本のホラー映画「思慮深いストーリー性が魅力」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0312&f=national_0312_085.shtml
2012/03/12(月) 09:56

 米国のブログ「techrepublic」では、米国人男性が米国での日本のホラー映画に対する評価について記している。

 筆者は、もしホラー映画のファンなら、日本のホラー映画に注目してほしいとつづっている。中でも中田秀夫監督の『リング』と、清水崇監督『呪怨(じゅおん)』はとても素晴らしい作品なので、ぜひ見ることを勧めるとつづっている。

 『リング』や『呪怨』は米国で日本のホラー映画の新しい流れとして注目を集めているという。『リング』以前に米国で紹介された中田秀夫監督のデビュー作で『本当にあった怖い話』は、現代ホラー映画ファンに、「センセーショナルな感覚を起こす」と高く評価されたと伝えている。同監督らは、Jホラー(ジャパニーズホラー)の代表者として目されていると記している。

 中田監督の『仄暗い水の底から』は『ダーク・ウォーター』として米国でリメイクされ、清水崇監督の『呪怨』も最高の評価を受けている。米国でリメイクされた『Ring』は、映画ファンに米国の映画とは異なる種類の恐怖感をもたらしたと記している。

 筆者は、日本の幽霊映画のニューウェーブといえるこれらの映画は、日本の古くて豊かな伝統文化に根ざしているとつづっている。

 日本の古い映画で、幽霊を題材にした作品を見たことがあるという筆者。日本の幽霊は、白い化粧が不気味すぎると印象を語っており、絶対に出会いたくないくらい怖いと述べている。米国のゴースト関連の映画として有名な「キャスパー」と比べながら、日本の幽霊映画は精神的に苦しめられるものが多いのも特徴だと指摘している。

 筆者は、すべてのホラー映画が死者の魂をテーマにしているわけではないが、日本映画独特の思慮深いストーリー性が表現されており、興味深いと評価している。



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