2012年4月3日火曜日

■【台湾ブログ】絵画について、日本と中国の関係性を考えてみた



【台湾ブログ】絵画について、日本と中国の関係性を考えてみた
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0403&f=national_0403_038.shtml
2012/04/03(火) 10:49
   
 中国と日本の芸術に造詣が深い台湾人の女性が、関心を持ったりコレクションしている美術品について、ブログで紹介。「絵画が結ぶ日本と中国の関係」を解説した内容が興味深い。

 台湾女性のhanbaotg(ハンドルネーム)さんは、「日本絵画の発展は、古代中国から来たと思う」と述べており、どのような形で中国の美術が日本に伝わったのか、また紙や筆などの中国の発明品がどんな風に日本の絵画に影響したのか、気になって仕方なかったようで、例や作品を挙げて解説している。

 また飛鳥時代のししゅうや絵画など、古い日本の美術品に高い関心を抱いており「中国に影響された日本の絵画」ということで、芸術家のブログを引用しながら3段階のポイントを挙げて分析。「1番目は華やかな時代。仏教の神秘な面と晋唐の絵画の特徴を知った日本の学者が持ち帰り、その手の絵画が流行したという。2番目は質素なタッチで、3番目は写実主義。優雅で俗っぽい浮世絵などが特徴となった」などと述べた。

 続いて「明治維新の頃からは、日本は国としての力が強くなった」と、西洋文化に大きく影響されたことをつづっている。ほかにも日本に留学して西洋の絵画を学んだ中国人のエピソードなどに触れ、日本と中国の芸術の融和について追及。台湾人であるhanbaotgさんの視点で書かれたブログを参考に、美術品でつながった中国と日本の関係に思いをはせると、過去に思いつかなかったことや一風変わったことに気付きそうである。




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