2012年4月21日土曜日

■下水油を識別する方法について、専門家が指南=中国メディア


下水油を識別する方法について、専門家が指南=中国メディア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1126&f=national_1126_147.shtml
2011/11/26(土) 15:37
 
 莫大な利益を稼ぐことができるという理由で、今も出回っている下水油。下水油とは一体何か?本当に発がん性があるのか?下水油を見分ける方法とは?専門家や料理人への取材を環球時報がまとめ、報じた。

 中国農業大学食品学院の範志紅教授は、「下水油の定義はなく、検出方法もない」と述べる。発がん性があるかどうかについては、長時間加熱した油が危険であることはまちがいないが、国が下水油の定義を定めていないので、「分からない」と答えている。そして見分ける方法もないという。正常な油にはビタミンEと必須脂肪酸が必ず含まれており、この2つの成分が少ない油は「悪い油」だと強調した。

 下水油かどうかは見分ける方法はないものの、「悪い油」かどうかは見分けることができるという。長時間加熱した下水油は非常に脂っこく、ネバネバしている。インターネット上では、色で下水油を判断できるとの情報が広まっているが、範教授は「脱色すれば良いだけなので判断できない」と述べている。しかし、粘り気だけは変えようがないので、異常にベタベタする油や、お湯でも落ちないような油は「悪い油」だと述べている。

 広東恒大女子排球の李健森料理長は、下水油を見分ける4つの方法があると述べている。1つ目が「色」で見分ける方法で、正常な油は透明だが、下水油は濁っており沈殿物があるという。2つ目が「におい」で、正常な油には油本来のにおいがあるが、下水油にはなく、よく嗅いでみると酸味や化学的な臭いがするという。

 3つ目は「味」で、指で油を少しなめてみると、正常な油は油本来の味がするが、下水油は酸っぱくて苦い味がするという。4つ目は「食後に見分ける」方法で、下水油を使った料理は食後、お腹が膨れるような感じがあり、胃腸が気持ち悪く、消化不良な感じになるという。



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