2012年4月2日月曜日

■カネが無くて死ねない! 「お墓」が投機対象で急騰―中国



カネが無くて死ねない! 「お墓」が投機対象で急騰―中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0401&f=national_0401_018.shtml
2012/04/01(日) 08:53
   
 4日の清明節が近づき墓参りのシーズンに入った中国では今、お墓が投機対象になっているという。中国中央ラジオ局は3月31日、山東省煙台市で墓地の価格が住宅価格を上回るほど高騰していることを伝えた。

 同ラジオ局のニュース番組は「ガソリン、ネギ、豚肉、インスタントラーメンが値上がりした。それでもわれわれは強く生きていく。なぜならお墓が値上がりしているからだ」として、煙台市のある墓地で1平方メートルあたりの価格が1万元(約13万円)と、同市市街地の1平方メートル当たりの住宅価格4000元あまりを大きく上回ったことを紹介した。

 番組はさらに、済南、青島、煙台など同省内で軒並み墓地価格が上昇しているほか、広東省広州市でも10年間で価格が6倍になり、近郊でも墓穴1つあたり5―6万円(約70万円)が「当たり前」となっていることを伝え、「墓地を投機売買する行為がきわめて活発になっている」とした。

 そして「食べ物や日用品が高いのは量を減らせばいい。でも『高くて死ねない』というのはどうしたらいいのか」と問題提起し、墓地高騰の背景にある悪意ある投機売買を政府が厳しく取り締まるとともに、葬儀に対して科学的かつ質素な意識を持つよう訴えた。




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