2012年4月5日木曜日

■韓国ビール「Cass」、東南アジア進出へ



韓国ビール「Cass」、東南アジア進出へ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/05/2012040500530.html
2012/04/05 08:45

OBビール、主力商品前面に
「ビールの韓流ブーム巻き起こす」

 韓国の大手ビール会社「OBビール」は、主力商品「Cass」を前面に押し出して東南アジア市場に進出することを宣言した。同社の李浩林(イ・ホリム)社長は2日、京都にあるサントリービールの工場を視察し「東南アジア市場で『ビールの韓流ブーム』を巻き起こしたい。韓国市場シェアナンバーワンのビール『Cass』をアジア一のブランドに育てるのが目標」と述べた。

 OBビールでは、日本・香港・シンガポールなど30カ国以上で相手先ブランドによる生産(OEM)方式により製品を輸出しているが、独自ブランドとしては1998年からモンゴルに「Cass」を輸出しているだけだ。李社長は「OBビールが世界的なビール会社とのサバイバルで生き残るには販路拡大が必要。K-POPのように韓流ブームをマーケティングの手段としてうまく活用すれば、アジア市場で十分勝算がある」と語った。

 OBビールはまず、ベトナム・タイ・中国などの消費者需要把握や市場調査に着手、現地の流通チャンネルなどをチェックしている。李社長は「東南アジア市場では欧州の影響で苦味が強く、しっかりとした味のビールが主流だ。スカッと軽くさわやかな味が特徴の『Cass』ですき間市場の攻略も可能だろう。韓国市場ではプレミアムビールに注目している。日本のサントリーから輸入している『ザ・プレミアム・モルツ』の流通チャンネルを拡充し、プレミアム市場でもトップの座を守りたい」と語った。

京都= 陳仲彦(チン・ジュンオン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版




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