2012年5月21日月曜日

■贅沢品都市ランキング、香港が3年連続で首位

■贅沢品都市ランキング、香港が3年連続で首位
http://j.people.com.cn/94476/7820936.html
「人民網日本語版」2012年5月18日

不動産コンサルティングのグローバル企業・シービーアールイー(CBRE)がこのほど発表した報告書「小売業グローバル化の歩み」によると、香港が3年連続でぜいたく品都市ランキングの首位を占めた。世界贅沢品ブランド小売商の86%は、香港の魅力的なビジネス環境にひきつけられている。人民日報海外版が伝えた。

香港は世界の贅沢品消費の中心地であり、贅沢品業界の8割の製品を購入することができる。香港には、すべての消費者にとって馴染み深い、また馴染みのないブランドが集約している。ランドマーク(置地広場)、パシフィックプレイス(太古広場)、コーズウェイベイ(銅鑼湾)のリー・ガーデンズ(利園)、チムサーチョイ(尖沙咀)のカントンロード(広東道)等には、贅沢品の店舗が所狭しと並んでいる。香港にはまた、「ミラノ・ステーション」、「パリ・ステーション」、「フランス・ステーション」等、贅沢品の中古店がある。「ミラノ・ステーション」だけでも香港に支店が8店あり、その高い知名度により「ミラノ・ステーション連盟カード」が発行されており、購入客が後を絶たない。

豊富な贅沢品ブランド、密集化を特徴とするショッピング環境、増加を続ける消費者により、香港は多くの贅沢品ブランド購入者を確保している。香港の人々は贅沢品を好み、贅沢品を求める消費習慣が同産業の発展を支えている。また中国大陸部の観光客による需要が近年増加しており、香港贅沢品市場の売上に貢献している。レート差により、中国大陸部の観光客が香港で贅沢品の新商品を購入した場合、大陸部の約2割引の価格で購入できる。中国大陸部の観光客は、香港贅沢品消費の主力軍となっている。

贅沢品の世界有名ブランドは香港の資本市場進出により、大中華地区での知名度と影響力を高め、中国大陸部市場の消費潜在力の開拓に乗り出そうとしている。これらのブランドは香港を踏み台とし、中国大陸部の消費能力に期待を寄せているため、香港でこれまで以上の攻勢をかけることは間違いない。(編集YF)





■ぜいたく品の苦情は腕時計が半数 中国人の被害大
http://j.people.com.cn/94476/7760540.html
「人民網日本語版」2012年3月16日

 世界ぜいたく品協会が15日に発表した中国の消費者の満足度に関する調査報告によると、今年3月15日(消費者権利保護デー)までの1年間に同協会が受けた各種のぜいたく品ブランドに関する苦情は3756件に上り、中でも世界的な有名腕時計に関する苦情が最も多く46.5%を占めたという。「新京報」が伝えた。

 同協会によると、一つのぜいたく品ブランドに各地域で一年間に寄せられる平均苦情件数をみると、中国での件数が欧州を65%以上上回るという。ある統計によれば、2011年3月15日から今年の3月15日までに、同協会が受けたぜいたく品ブランドへの苦情は3756件に上り、うち世界的な有名腕時計に関するものが最も多く、46.5%を占めた。苦情全体をみると、商品の品質に関するものが57%、アフターサービスに関するものが43%に上り、回答に満足したケースや解決済みのケースは全体のわずか16.2%しかない。苦情を訴えた消費者の多くは、ぜいたく品ブランドのアフターサービスや態度に不満を抱いている。

 同協会が15日明らかにしたところによると、エルメス、シャネル、ルイ・ヴィトンなど38の国際的ぜいたく品ブランドで、中国エリアに権限を委譲した電子商取引(eコマース)プラットフォームを設立して製品を販売しているところはない。現在、国内の多くのeコマースサイトや共同購入(団体購入)サイトが、これらのブランドのぜいたく品を販売している。

 同報告によると、消費者の17%はコピー商品を買ったことがある、あるいは買おうと思ったことがあるといい、38%はコピー商品を見て初めて本物がわかったといい、45%はコピー商品を買うのを拒絶したことがあると答えたという。(編集KS)



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