2012年5月3日木曜日

■ムンクの「叫び」、史上最高額96億円で落札 米NY


■ムンクの「叫び」、史上最高額96億円で落札 米NY
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2875707/8886619?utm_source=afpbb&utm_medium=detail&utm_campaign=must_read
2012年05月03日 12:18 発信地:ニューヨーク/米国

 【5月3日 AFP】ノルウェーの画家エドバルト・ムンク(Edvard Munch)の代表作「叫び(The Scream)」4点のうち唯一個人が所有していた1点が2日、米ニューヨーク(New York)の競売大手サザビーズ(Sotheby's)で競売にかけられ、美術品として史上最高額の1億1990万ドル(約96億)で落札された。

 競売では7人が白熱した入札合戦を繰り広げ、わずか12分間で価格は史上最高額に到達。サザビーズによれば中でも特に2人が熱心に入札を繰り返し、落札価格がつり上がったという。

 これまでの最高額は2010年に落札されたスペインの画家パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)作「ヌード、観葉植物と胸像(Nude, Green Leaves and Bust)」の1億650万ドルだった。

 悪夢に出てくるような人物像と不気味な色使いが特徴的な「叫び」は、現代における実存的な不安と絶望を象徴的に描いた世界で最も有名な絵画の1つ。今回出品された1点を所有していたのは父親がムンクの友人で支援者だったというノルウェー人のぺター・オルソン(Petter Olsen)氏で、同氏はノルウェーに新しい美術館を設立する計画という。(c)AFP





■ピカソの絵画、史上最高額の101億円で落札
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2723473/5715635
2010年05月05日 12:32 発信地:ニューヨーク/米国

 【5月5日 AFP】競売大手クリスティーズ(Christie's)が4日に米ニューヨーク(New York)で行った競売で、スペインの画家パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の絵画「ヌード、観葉植物と胸像(Nude, Green Leaves and Bust)」が史上最高額となる約1億640万ドル(約101億円)で落札された。落札者は明らかにされていない。

 1932年に描かれたこの油絵作品は前年亡くなった慈善家のフランセス・ラスカー・ブロディ(Frances Lasker Brody)氏のコレクションの目玉で、1961年以降は1度しか一般に公開されていなかった。

 予想落札価格は7000万ドル(約66億円)から9000万ドル(約85億円)だったが、これを大きく上回り、2月にロンドン(London)で行われた競売で、これまでの最高額だった1億430万ドル(約99億円)で落札されたスイスの彫刻家アルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti)の作品「歩く男(Walking Man I)」を抜いて、史上最高値をつけた。
 
 ピカソの作品では、2004年にニューヨークで落札された「パイプを持つ少年(Garcon a la Pipe)」の1億400万ドル(約98億円)が、これまでの最高額だった。

 今回の競売は、印象派から現代美術まで幅広い作品がそろうニューヨークの美術品競売シーズンの先陣を切るものだ。競売は活況を呈し、美術界は金融危機の影響をおおむね脱したとの美術商らの予想を裏付けるかたちとなった。(c)AFP



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